Hey!Say!JUMPの山田涼介が15日、東京ドームシティーホールで開催された主演映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)のジャパンプレミアに出席。イベントには同映画に出演する女優・本田翼やディーン・フジオカらが出席した。山田はディーンが撮影中に「グルテンフリーの歌」という曲を作っていたことを目撃し、「お茶目な一面がありますよね」とそのギャップを明かした。ディーンは実際にその曲をボイスパーカッションを駆使して披露。観客から歓声が上がった。

ディーン・フジオカ

 『鋼の錬金術師』は、月刊『少年ガンガン』(スクエア・エニックス刊)で連載された漫画家・荒川弘氏の同名人気コミックを、『ピンポン』などで知られる曽利文彦監督が実写化。錬金術が存在する架空の世界を舞台としたファンタジー。山田演じる、主人公エドワード(エド)とエドワードの弟アルフォンス(アル)のエルリック兄弟二人が死んだ母親を蘇らす為に錬金術を使うも失敗。エドは左脚を失い、アルは消えてしまう。エドは自身の右腕を代償にアルの魂を取り戻し、鎧に定着させる。エドはアルの身体を取り戻す為に、アルとともに「賢者の石」を求めて旅に出かける。

 赤いベロアのセットアップ姿で登場した山田を筆頭に本田、ディーン、女優の蓮佛美沙子、夏菜、佐藤隆太、松雪泰子、本郷奏多、内山信二、そして曽利監督が会場内に敷かれたレッドカーペットを通りステージに上がった。

 山田は「原作ファンの方がたくしゃん…」と作品の見どころを話す際に噛んでしまい、内山が「山田くんも緊張することあるんだね」と声を掛けた。山田は「ありますよ。僕も緊張しています」と大勢の観客を前に少しあがっている様子。

 改めて、山田は「原作ファンじゃない方も、誰でも楽しめる作品になってます。弟、母、仲間への愛や葛藤…日本の魂を繊細に緻密に描いていますのでたくさんの方に見て頂ければなと思っております」とその見どころを語った。

 今回ディーンが演じるマスタング大佐は、キャリア志向で優秀な反面、女ったらしでギャップのあるキャラクター。ディーン自身はどうなのか、と司会に尋ねらると山田は「ディーンさんは真面目で、見た目通り紳士な方ですね。ちょっと、お茶目な一面がありますよね。ファンの方には見せないんですか?」とお茶目な一面があることを指摘。

 その具体的なエピソードとして、「彼が撮影中に歌を作っていたんですが、なんか可愛らしい曲を歌っていて驚きました」とシンガーソングライターとしても活躍するディーンの作る意外な曲にギャップを感じたという。本田が「どういう歌ですか?」と尋ね、この場で少し披露することに。

ホログラムで登場したアル

 ディーンは「グルテンフリーの歌」とそのタイトルを告げ、ボイスパーカッションを披露しながら〈グルグルグルグル グルテンフリー〉とオリジナルソングを歌った。その見事なボイパに観客からは歓声が上がった。

 山田は「最初のボイパの入りから〈グルグル〉来るとは思わなくて、可愛らしいですよね」と改めてそのギャップについてコメント。

 原作の大ファンである山田は「そのまんま漫画から飛び出てきた感が凄くて、ヒューズ中佐が出てきた時に『ああ、ヒューズだ』と思った」と佐藤演じるヒューズ中佐の忠実な出来に驚いたと言う。同じく原作ファンの本郷は「ノートに作品のこと聞かれても答えれる様にメモを取るんですけど、『ヒューズさん、まじヒューズ』とメモっていました」と絶賛。2人の誉め言葉に佐藤も「ありがとうございまーす」と照れ笑いを見せた。

 「暴食」の意味を持つグラトニーという“ホムンクルス”(人造人間)を演じた内山。曽利監督から撮影前に「とにかく食べて、身体を大きくしてください」と言われ、食べ続けたという。しかし、本番では「CGで何とかなるから大丈夫」と言われたことを明かす。

 内山は6日に、TBS系で放送された『名医のTHE太鼓判!』に出演した際に6つの大腸ポリープが発見され、5つを切除した。その原因が「暴飲暴食」と言われた内山は「これ監督のせいだと思うんですね」と物申した。監督は「すいません。次回作はフルCGのキャラクターに…」と応え、内山が「じゃあ、僕いらないじゃないですか!」とツッコんだ。

 銃撃の名手のホークアイ中尉を役じた、蓮佛は「撃ったことないので、それも怖かったしCGがたくさん使われているので、出来上がったシーンを観たら格好いいんですが、実際は下着一丁の助監督がふわふわ歩いているところを撃っていたんです。大変、想像力を駆使する現場でした」と撮影を振り返った。

 イベントの最後には、ホログラムのアルが登場。出演者とのやり取りも見せた。アルは「僕と兄さんの冒険を楽しんでください。僕の活躍を大スクリーンでぜひ観てね」と呼びかけた。【取材・撮影松尾模糊】