映画『探偵はBARにいる3』(12月1日公開)で共演している俳優の大泉洋(44)と女優の北川景子(31)が15日、東京ミッドタウンでおこなわれた、クリスマスイベント『ミッドタウン・クリスマス 2017』の点灯式に出席した。

 点灯式の会場となった「スターライトガーデン」は約2000平方メートルの広大な芝生に広がる、宇宙空間をイメージしたイルミネーション。同施設開業10周年を迎える今年は「宇宙旅行」をテーマに曜日ごとに異なる演出をおこなう。LED数は同会場だけで約20万個、ミッドタウン全体で約51万個が使用されている。

 この日、コートに身を包み登場した大泉洋と北川景子。点灯はまだされていないものの、目前に広がるビル群の夜景に大泉は「すでに綺麗だな」と感慨にふけた。点灯式では、報道カメラマンによるシャッター音が多数切られるなか、両名が同時にスイッチを押すと、宇宙空間を思わせるSEとともに、約20万個のLEDが徐々に光り出した。SEがやがてジョン・レノンの「So this is Christmas」に変わると、それに合わえるようにLEDの光は踊るように色を変えて様々な空間を作り出した。

 この光景にすっかり心を奪われている様子の両名。口を揃えて「すごい」と一言。間を取って大泉は「綺麗でした。いや〜。北川さんと結婚したかのようでした。毎年やりたい」とうっとり。一方の北川も「ロマンチック。綺麗だった…」と幻想的な空間に思わず感嘆のため息を漏らした。

 そんな両名は東京ミッドタウンにはたまに訪れるという。施設内の美術館に行くこともあるという北川に対し、普段から料理をするという大泉は「地下のスーパーで買い物する」と仕事帰りに寄っていることを明かした。

 点灯式後には『探偵はBARにいる3』のトークを展開した。大泉は「僕の中では(シリーズ)4も5も6も作りたいという思いがあったので、3は、1、2をあっさりと超えた最高傑作を作らないといけないというプレッシャーがあった。(今回のシリーズ)3が一番面白いと言って下さる方が多いので嬉しい。良いものが出来たなという手ごたえを感じている」と自信。

 対する北川も「大人気のシリーズですし、大泉さんがこの作品に懸ける想いは本当に大きなものがあると思っていたので、ヒロインの責任は重大だと思っていたんですけど、今回ご覧になったお客様から特に女性方から3は面白かったよという声を沢山聞いていて、4や5に繋げる架け橋になれた手応えはバッチリあります。ちょうど冬の映画なのでデートムービーにぴったりだと思っています」と同じく自信を覗かせた。

 女性からの共感が多いというこの作品だが、その要因を北川は「とにかく大泉さん、探偵が格好良いですんよね。本当に格好良い。女性が見て理想の男性像というか、凄い沢山言葉をかけるわけではないんだけれど、実は守ってくれている、本気になってくれているというのは女性からしては嬉しい。今回はヒロインの運命も壮絶で女性が見てもグッとくるシーンがあるのでそういうところも響いたと思う。(でも)やっぱり探偵の格好良さ。それと探偵と(松田龍平が演じる相棒の)高田との男同士の友情が女性からみて格好良いし羨ましいと思うんじゃないかと」と分析した。

 そんな北川は、絶対的な美しさと時折みせる子供の様な無邪気さで探偵の心を激しく惑わせるモデル事務所を装った風俗店のオーナー、岬マリを演じている。初めての役どころになったが「悪女で、ピストルを撃ったりとか、怒鳴ったりとかいろいろと激しいシーンがありましたけど、楽しかったです」と振り返った。

 シリーズ1から共演する松田龍平とは息がぴったりだという大泉。「4年ぶりでしたけど、すっと世界に入れた。面白いんですよね、松田龍平という方は。何とも言えないテンポであの方と台詞のやり取りをしていると楽しいし、面白くなる」とも。撮影中2人の演技を間近で見ていた北川は「探偵と高田なのか、大泉さんと松田さんなのか錯覚する不思議な感覚がありました。お二人の軽妙な掛け合いやコミカルな部分とか、間が凄く面白い」と語った。

 一方、北川についての印象を大泉は「美しさは凄いですよ。やっぱり男性はね、楽しんじゃないでしょうかね。やっぱり北川景子にね“遊びましょうよ”と言われたら、朝まで遊びますよ。“目に涙をためて助けてください”と言われたらなんでもしますよ。ある程度のお金は貸すね、結構貸せる、無利子で」と北川演じる岬マリに重ねてその魅力にうっとり。

 また、岬マリにハニートラップを仕掛けられるシーンを振り返り、大泉は「(マリは)危険な女。ハニートラップを仕掛けてくるんだけど、探偵はそれにがっつり引っ掛かるんですけねど、ハニートラップに憧れはありますね。ハニートラップを仕掛けられたら抗(あらが)う術(すべ)はないですね。観覧車に乗って飲みに行ったらそりゃそうなるでしょ。危険な女ですよ」と白旗を挙げていた。

 改めてイルミネーションをバックに感想。北川は「六本木も映画館はありますし、映画を観てイルミネーション、その逆でも良いんですけど、『探偵はBARにいる3』とセットでこちらのイルミネーションを楽しんで頂ける冬になったら良いと思います」と挨拶。

 その完璧な内容に大泉は脱帽しつつも「東京に新しい名所が出来てデートには素晴らしいんじゃいでしょうか。『探偵はBARにいる3』はデートに良い映画なので、(映画を観終えて)そのままミッドタウンに来てイルミネーションを見たらね盛り上がるんじゃいですかね」と感想。

 これに北川が「食事もありますしね」と付け加えると、大泉は「ねえ」と同調。続けて「どこかの観覧車にのってその後、ハニートラップに仕掛けられたら良いんじゃないんでしょうか。ハニートラップに良いと思いますよ、このコースね」とハニートラップにも良いデートコースと推奨する爆弾発言を飛ばすなど、笑いを誘いながらも、幻想的な光空間と北川の美貌に酔いしれ、たがが外れているようだった。【取材・撮影=木村陽仁】