後半にふたつのファインセーブを見せ、日本攻撃陣の前に立ちはだかったミニョレ(12番)。正守護神クルトワの陰に隠れがちだが、その実力は折り紙付きだ。(C)Getty Images

写真拡大

 後半に2度のビッグセーブを披露し、ベルギー代表に勝利をもたらした守護神シモン・ミニョレ。第1GKであるティボー・クルトワの陰に隠れがちだが、久々の先発起用となった日本戦で存在を示した。代表20キャップ目を刻んだリバプールGKにとっては、実に13試合ぶりのクリーンシート達成で、およそ6年ぶりだ。
 
 地元メディア『Nieuws Blad』がその喜びのコメントを伝えている。
 
「正直言って嬉しいよ。2度あった見せ場でしっかり仕事ができたからね。でもチームとしての課題は残った。親善試合だからと言って、終盤は気の抜けたプレーが目に付いたからね。ワールドカップ予選の残る15〜20分間と同じように戦わなければいけなかった。もっと集中する必要があったんだ」
 
 今回は金曜日にメキシコと3-3と引き分け、日本には1-0で勝利。ふたつのテストマッチの意義を問われ、「とても実り多き1週間だった」と振り返った。
 
「メキシコと日本は僕たちに、ヨーロッパにはない異なるスタイルを体感させてくれた。監督(ロベルト・マルティネス)も『いいテストだった』と話していたよ。例えばトーマス・ムニエに流れの中でポジションを下げさせて(右サイドバックに)、バック4を試したり。有意義だったよ」
 
 11月シリーズのメンバー発表会見で、マルティネス監督は報道陣に「大事なテストマッチでメキシコと日本が相手でいいのか?」と質問された。指揮官は「狙いがあってのことで、テストするためには最高の相手」と応戦。ドイツやブラジル、スペインなどワールドカップの優勝候補ではなく、言わば“格下”との対戦を揶揄する意見があったのは確かだ。
 
 この一幕を引き合いに出し、ミニョレは「過小評価していたのは誰だっけ!? ご覧の通り。2チームとも素晴らしい対戦相手だったじゃないか。とても実り多き1週間で、2チームとも我々にいくつかの学びをもたらしてくれたよ」と持ち上げた。

【日本代表PHOTO】積極的な戦いで好勝負を演じるも、ベルギーとのアウェー戦に0-1で敗れる