クロネコの宅急便で知られる宅配大手のヤマト運輸が、年末のアルバイトを「時給2000円」で募集し、話題になっている。

人材獲得に高い時給目立つ

ヤマト運輸は一部地域で、アルバイトを「時給2000円」で募集している。

横浜市内の一部求人は、17〜21時勤務のパートドライバーが時給2000円。12月末までの宅急便の深夜・早朝仕分けも時給1400〜1875円で募集している。経験不問で制服も貸与。パートドライバーは長期勤務も可能だという。

高い時給は、クリスマスやお歳暮などで荷物量が大幅に増える12月に人材を確保する狙いだ。

日本経済新聞によると、12月は同社の取扱い荷物数が通常の月の2倍に増えるという。2016年末には、ヤマト運輸や佐川急便で一部地域に集配の遅れが発生した。

他の宅配各社もアルバイトを高時給で募集している。

求人サイトを見てみると、Amazon小田原センターでの軽作業(22〜翌5時勤務)は時給1875円、佐川急便の軽4ドライバーは時給1500円、日本郵便もゆうパックの仕分け・搬送作業等の深夜・早朝勤務を時給1605円で募集している。

ネット上は「それでも安すぎる」

ヤマト運輸の求人はネット上で話題になっており、驚き賞賛する声が寄せられている。

一方で、こんな意見も。

「まだまだ低い」という意見のほか、サービス低下や事故のリスクを懸念する声もある。

バイト時給は平均1000円超に

人手不足や最低賃金の引き上げなどで、企業がアルバイトやパートの時給を引き上げる事例が相次ぐ。

求人情報サービス「an」運営会社の調査によると、2017年9月のアルバイト平均時給の全国平均は1021円。前年同月を18円上回り、過去最高を更新した。

求人サイトでは年賀状メインのプリント補助が時給1792円以上、スーパーの夜間の品出しが時給1438円、夕方以降のレジが時給1400円など、高い時給を掲げる求人票が並んでいる。