【今週のエンジニア女子 Vol.71】Webディレクターからエンジニアに志望変更……芦田麗さん

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今週のエンジニア女子は、2016年にDNPデジタルソリューションズに入社し、Webシステム開発本部 システム開発部に勤務の芦田麗(あしだうらら)さんだ。

--- 現在どのような業務を行なっていますか?

親会社である大日本印刷のお客様のWebシステム開発と運用を行っています。お客様は、出版社、通信業者、玩具メーカー、銀行といったように多種多様な業界にわたっており、開発内容もECサイトや販促用の画面から、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)業務や物流の管理画面等まで多岐にわたっています。

--- ご自身が携わっているシステムについて教えてください。

サーバサイドを担当しています。フロントの開発も時々ありますが、別の部署が担当しているので今はまだ自分では殆ど実装していません。フロントエンドからサーバサイドまですべて開発出来るようになりたいです。

--- 業務の中で大事にしている点や気をつけていることはなんですか?

「分かりやすさ」を重視しています。コードを書く時も、検証を行う時も自分以外の人にも分かりやすいと思ってもらえるように工夫します。他部署と連携しながらシステムを作っていくので、あまり専門用語を使わずに説明するよう気をつけています。

--- 好きなプログラミング言語とその理由を教えて下さい。

入社してからプログラミングを始めたので、PHPとperl程度しか触ったことがないのですが、perlが好きです。業務を通じて慣れ親しんだ言語なので、その分好きになりました。

--- エンジニアを目指したきっかけを教えてください。

エンジニアになりたいと思ったのは、エンジニアの業務が何だか全然分からなかったからです。入社した時は、お客様と開発者の間に立ってプロジェクトを管理するWebディレクターを希望していました。けれども、入社後、何の知識がないところからでもエンジニアの道があることを知り、ディレクターをやめてエンジニアになることを選びました。何も知らないからこそ、新しいことが面白そうと思ったのがきっかけです。

--- いまの仕事を選んで良かったと思うことはなんですか?

Webシステム開発の仕事は、お客様の要件を聞くところから、設計、開発、検証、納品という工程のなかで、下流の工程になります。下流と言うと響きがよくないかもしれませんが、ある意味システムの基盤や基礎の部分にあたる重要な部分だと思っています。初めの仕事として、その基礎部分を学べて良かったと思います。今後、上流工程の仕事をすることになっても今の仕事で得たものは役立つと思います。

--- 他の職業では体験できないことはありますか?

プログラミングは社内独自の業務や知識ではなく、世界中の人と共有出来ます。セミナーや勉強会は他のどの業種よりも多く開かれていると感じます。社外のコミュニティーが活発で、そこに参加出来るのは他の職業ではなかなか体験出来ないことだと思います。

--- エンジニアなら読んでおきたいと思う本を推薦して下さい。

最近読んでよかったと思うのは、西村克己さんの「論理的な考え方の『基本』が身につく本」です。論理思考の手法や例がいくつも簡潔に分かりやすく書かれています。図解もあるので、理解しやすくすぐに試せるような内容ばかりでした。エンジニア以外の方でも仕事に活かせる内容が書かれていると思います。

--- どういった方がエンジニアに向いていると思いますか?

問題を深く掘り下げて考えるのが好きな人が向いていると思います。エンジニアの仕事はニュアンスや感覚では出来ないことがたくさんあります。要件を聞くのも、プログラムを読むのも、開発するのも、理由の裏付けが必要になります。問題を納得出来るまで考え、調べられる力が大事なのだと思います。