MF長谷部誠は90分間ベンチから見守った

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[11.14 国際親善試合 日本0-1ベルギー ブルージュ]

 ベンチから90分間、試合を見守ったキャプテンは冷静に課題と収穫を分析した。3月に手術した右膝の状態も考慮され、10日のブラジル戦(1-3)から中3日のベルギー戦で起用を見送られた日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)は「ゲームプランとしては自分たちのゲームどおりに進んだと思う。守備の部分では、試合全体を通してそんなに多くのチャンスを与えたわけではない」と評価した。

 連動したディフェンスはブラジル戦から明らかに改善された。ただ、一瞬の隙を突かれて後半27分に失点。結局、この1点が決勝点となり、0-1で敗れた。「そういう1点が間違いなく重いゲームになる。ある意味、ここで引き分けるよりは、変な話、1点取られて負けて感じることのほうが多いのかなと思う」。W杯を見据え、良い教訓になったと考えることもできる。

 守備には手応えをつかんだ一方、攻撃には大きな課題も残った。「攻撃の部分では精度を上げないといけない。ボールを奪ってからのパスとか、最後の部分とか、今に始まったことではないけど、しっかりブロックをつくって速攻を仕掛けていくというやり方をするときには、そういう攻撃の精度を上げていかないと、こういう結果になるのかなと感じる」と率直に言った。

 相手を徹底的に分析し、守備でハメてカウンターからチャンスを狙う。「こういう強豪相手にどういうサッカーをするか。ある意味、割り切った戦いというか、そういう部分では課題もたくさん見えたし、手応えもあったと思う」と、ブラジル、ベルギーという強豪国相手の2連戦を総括した。

(取材・文 西山紘平)


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