長友は日々の調整や試合後のコンディション調整を例に挙げながら、欧州と日本の違いを説いた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[親善試合]日本0-1ベルギー/11月15日/ブルージュ(ベルギー)
 
 日本代表の欧州2連戦が終わった。ブラジル戦は1-3とスコアでも内容でも差を見せつけられたが、ベルギー戦は0-1の惜敗。「ブラジル戦に比べれば意思疎通は取れていた」と長友佑都も一定の評価をしている。
 
 特にプレスに行くか、ブロックを組むかの使い分けがより明確だった。「プレスの部分は嫌というほど話をした。それが少しは実を結んだかな」と、ブラジル戦からベルギー戦に向けて綿密な意見交換があったことを明かした。
 
 ただし、善戦したと言っても、失点したことも敗戦したことも事実だ。「気を抜いてしまうと、このレベルだとやられてしまう」と同時に警鐘も鳴らしている。
 
「いかに95分間、ロスタイムも含めて試合が終わるまで集中力を切らさないか。先日行われたイタリア戦のスウェーデンじゃないですけど、彼らの集中力は凄まじかった。特にゴール前でマークについている選手はみんなが首を振って、声を掛け合って、戦っている。ああいう姿を見ると、『あれを僕たちがやらなきゃいけない』と思う」
 
 同時に欧州の舞台で日々戦う重要性も口にした。
 
「ヨーロッパの選手たちは毎日こういうレベルでプレーしている。そうではないレベルの選手たちはこれを持ち帰ってやっていくしなかい。正直、簡単ではないですね。もちろんJリーグでもレベルアップできると思うけど、結局、ヨーロッパでプレーすることの何が違うかと言うと、厳しいレギュラー争いや厳しい環境のなかで結果を残し続ける必要がある。
 
 やっぱりこれはちょっと違う。例えば試合が終わったあと、次のゲームに向けてどれだけコンディションを整えられるか。それは食事もそうだし、リカバリーもどれだけストイックにやれるか。日本の選手全員を知っているわけではないけど、そういう部分でも意識の差はやっぱりできてしまう」
 
 2連敗を経て説かれた“ナガトモのススメ”。言葉に感じ入って海外に飛び出す若武者はいるのだろうか。
 
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