守備の改善に手応えを語ったDF長友佑都

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[11.14 国際親善試合 日本0-1ベルギー ブルージュ]

 10日のブラジル戦(1-3)から守備は格段に改善され、日本代表DF長友佑都(インテル)も「ブラジル戦と違って守備がハマって、いい守備ができていたと思う」と手応えを口にした。

「ブラジル戦のあとにコミュニケーションを取って、行くべきところとブロックをつくるところが今日はハッキリできていた」。連動した守備でボールを奪い、速い攻撃につなげる。「ブラジル戦よりチャンスをつくっていた。いい守備をして攻撃につなげられたのは評価していい。今日のようにプレスがハマれば、相手もプレーするのは難しい」と胸を張った。

 割り切って守備に徹し、カウンターからチャンスをうかがう。「これをベースにやっていく。必死に11人で守って、ショートカウンター、セットプレーで点を取って勝ち点につなげていくのが今、僕らにできる戦い方」。来年のロシアW杯も見据える長友は本大会で「勝ち点を取れる手応えは今日の中ではつかめた」とも言う。

 ただ、結果は0-1。「結局、負けているので。W杯では勝ち点0。差は認めないといけない」と真摯に受け止める。長友が見習うべき例として挙げたのが、W杯欧州予選プレーオフでイタリアを60年ぶりの予選敗退に追い込んだスウェーデンだ。

 13日に行われたプレーオフ第2戦。ホームでの第1戦に1-0で先勝していたスウェーデンは敵地に乗り込み、イタリアにボール支配率75%を握られながらも粘り強い守備で0-0のスコアレスドローに持ち込み、2戦合計1-0で3大会ぶりのW杯出場を決めた。

「一つ気を抜いてしまうと、このレベルではやられる」。後半27分の失点シーンを悔やむ長友は「昨日のスウェーデンではないけど、彼らの集中の切れなさはすごかった。あれを僕らがやらないといけない」と、愛するイタリアを絶望の底に突き落としたスウェーデンの気迫のディフェンスにこそ学ぶべきものがあると強調した。

(取材・文 西山紘平)


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