今後普及が期待される水道検針のIoT化(写真はイメージ)

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 KDDIは14日、第一環境(東京都港区)などと共同でIoT(モノのインターネット)向け無線通信技術「Sigfox(シグフォックス)」を活用した水道の自動検針システムを稼働したと発表した。兵庫県姫路市の島しょ部である家島町の西島に設置された水道メーターなどを自動検針する。作業員による現場の訪問が困難な検針を効率化する。

 新システムはKDDIや第一環境、アズビル金門(東京都豊島区)、京セラコミュニケーションシステム(京都市伏見区)の4社で構成する「Sigfox自動検針コンソーシアム」が姫路市水道局の協力を得て稼働した。

 西島島内28カ所にシグフォックス無線発信機付き水道メーターを設置し、検針データは隣接する家島に設置したシグフォックス基地局を通じてクラウドに蓄積する。その情報はウェブサイトから確認できる。

 シグフォックスはIoT向け通信技術「LPWA」の一つで免許不要で利用でき、少ない消費電力で広範囲に通信できる。仏シグフォックスが2009年から提供している。

 日本では京セラコミュニケーションシステムが事業者となり、サービスを提供している。