松山、高校時代に使っていたシャフトで調整(撮影:村上航)

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<ダンロップフェニックス 事前情報◇14日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
松山英樹、石川遼と練習ラウンドを行った中嶋常幸。この日の松山はドライバーでエースシャフトであるグラファイトデザイン社の『ツアーAD DI』と、高校時代に愛用していた同社の『ツアーAD クアトロテック MD』の2つのシャフトを使い分けていた。中嶋がこの意図を松山に聞いたところ、「おお、そういうことか!」と感服したという。
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『MD』はエースの『DI』と比べれば“動き”のあるシャフト。中嶋曰く、「若いころ、今ほど力がないころに使っていたシャフトで、タイミングを合わせないとまっすぐいかないらしい。そういう作戦や探り方をしてくるのは賢いよね」。『MD』はゆっくり、切り返しで間をおいて丁寧に振らないと真っすぐはいかない。プロの間ではパターで柔らかいシャフトを使い、切り返しで間をつくる練習をするプロがいるが、それのドライバー版といったところか。松山はこれまでも、柔らかいシャフト(グラファイトデザイン社の練習用)のアイアンでスイングを調整していたことがある。
中嶋は、松山の再浮上には「新しいドライバーに馴染むこと」が必須だと話していた。松山は、昨季のプレーオフシリーズでエースドライバーのフェース面にヒビが入ってしまった。次期エース候補のヘッドを馴染ませるために、「普通だと打ち込んだりするんだけど、押してもダメなら引いてみろってことかな。ちょっとタイミングがとりづらいと思ったら違う角度から入るのは、おお、そういうことか!と思った」。松山のスイング調整法には、ツアー通算48勝のレジェンドも感嘆しきりだった。
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