日本代表、欧州遠征2連敗 FIFAランク5位ベルギー相手に粘り強く守るも0-1惜敗

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シャドリにドリブル突破を許し、ルカクにヘディング弾を決められる

 日本代表の欧州遠征2戦目は、FIFAランキング5位のベルギーを相手に敵地で0-1と敗れ、2連敗で幕を閉じた。

 ハリルジャパンは現地時間14日にベルギーのブルージュで、完全アウェーの国際親善試合を戦った。

 主将のMF長谷部誠をスタメンから外した日本は、初招集のMF長澤和輝を先発起用で代表デビューさせた。キックオフ直後から右ウイングのFW浅野拓磨が裏に抜け出す形でチャンスを作り、ハイプレスの回数を増やすなかで長澤も中盤で存在感を放った。

 しかし、ベルギーは日本のペースに慣れると猛攻を仕掛け始める。同7分、中盤からMFケビン・デ・ブライネが長いドリブルからそのままシュートを放つと、続く同13分には敵陣に押し込んだ状態でMF山口蛍のパスをカットして一気にカウンター。FWロメル・ルカクがGK川島永嗣の目前でシュートを打つ大ピンチとなったが、ボールは川島の体に当たって事なきを得た。さらに同21分には右サイドからのラストパスを、デ・ブライネがコースを狙ったミドルを放ったが、これも川島がセーブした。

 その後もベルギーペースで試合が進んだものの、日本の最終ラインもなんとか決定機を作らせずに凌いだ。10日のブラジル戦で課題になった強豪との前半は、スコアレスのままハーフタイムに入った。

後半に森岡、久保ら投入も1点が遠く

 後半に入ってもベルギーペースは変わらず、立ち上がりから日本はほとんど攻撃に出る場面を作れない展開になった。日本の最初の交代は同17分、バヒド・ハリルホジッチ監督は長澤に代えてベルギーリーグのベベレンでプレーしているMF森岡亮太をピッチに送り込む。さらに同22分には浅野に代えて、こちらはベルギーリーグのヘントでプレーするFW久保裕也を投入し、打開を図った。

 すると、同25分には日本が久しぶりに人数をかけて敵陣に攻め込む状況を作り出し、森岡が左足シュートを放った。しかし、これは相手GKを破るほどのパワーは出せず、難なくセーブされてしまった。

 ベルギーの攻撃に耐えていた日本だったが同27分、左インサイドからMFナセル・シャドリにドリブル突破を許すと日本の守備陣は厳しく寄せることができず、そのままペナルティーエリア内左サイドに侵入を許す。最後はシャドリの川島の頭を越える柔らかいクロスから、フリーになったルカクに難なく頭で決められ、日本は0-1とビハインドを背負った。直後にハリル監督はFW大迫勇也に代えてFW杉本健勇を投入した。

 日本は同32分に相手のミスを突いて一気に3選手が抜け出し、相手DFが1人という大チャンスを迎えたが、杉本はペナルティーエリア外から左足で狙ってセーブされた。結局、日本は1点を取り返すことができずに0-1のままタイムアップ。ブラジル戦に続く敗戦で、欧州遠征は2連敗で幕を閉じた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images