ベルギーが攻勢を仕掛けるが、日本は身体を張った粘り強いディフェンスを見せる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 国際親善試合の日本代表対ベルギー代表は11月14日(日本時間15日未明)、ベルギー・ブルージュのヤン・ブレイデルスタディオンで行なわれ、日本は0-1で敗れた。

 日本のスタメンは、GK川島永嗣、DFは右から酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、長友佑都。中盤は、アンカーに山口蛍。インサイドハーフには代表初出場となる長澤和輝と井手口陽介が入った。3トップは右からブラジル戦で途中出場した浅野拓磨、大迫勇也、原口元気という顔ぶれ。日本はブラジル戦から先発2名を入れ替えて臨んでいる。

 日本は立ち上がりから積極的なディフェンスでベルギーゴールに迫る。浅野がスピードを活かして再三右サイドを突破してチャンスメイクする。

 しかし、日本は相手の堅守に攻めあぐねると、ベルギーのカウンターでピンチに晒される。16分には山口の横パスをカットされ、カウンターを受けると、ロメル・ルカクに飛び込まれるが、ここはGK川島が好セーブ。さらに21分にはやはりカウンターからケビン・デ・ブルイネに狙い澄ましたシュートを放たれるも、これも川島がファインセーブでゴールを死守した。日本は再三のピンチを川島の好守で食い止めている。

 26分、日本は右サイドからのクロスに大迫がヘディングで合わせるが、シュートは枠を外れた。

 35分、ベルギーに押し込まれた日本は、クロスを入れられると、カバーに入った山口の足に当たったボールが日本ゴールに向うが、またも川島が鋭い反応を見せてセーブ。

 日本は40分にビッグチャンスを掴む。中盤右サイドでFKを得ると、井手口のクロスにフリーになった吉田が頭で合わせるが、クロスバーの上を通過してしまう。すると、直後に日本に再びピンチが訪れる。最終ラインのギャップを突いたトルガン・アザールが突破。シュートに持ち込まれるが、日本守備陣の身体を張った守りで事なきを得た。

 前半はともに得点なく、0-0で折り返した。

 後半、日本、ベルギーともにメンバー交代なくスタート。立ち上がり、ベルギーは前線から迫力のあるプレッシングで日本を押し込む。

 しかし、日本もなんとか身体を張った守備で凌ぎ、カウンターからチャンスを見出していく。53分には、ペナルティエリア左から大迫が積極的にミドルを狙っていくが、惜しくもクロスバーを越えた。

 日本は62分、長澤に代えて森岡亮太を投入した。さらに68分には浅野に代えて久保裕也を投入する。

 70分、日本は敵陣へ押し込むと、ペナルティエリア右から持ち込んだ森岡が左足のシュートを放つが、GKミニョレに阻まれる。

 日本は72分、ベルギーのナセル・シャドリにドリブルでエリア内に進入を許し、クロスを上げられると、中央で待っていたルカクにヘディングシュートを叩き込まれる。ここまで耐えていた日本のディフェンスだったが、ついに均衡を破られた。

 73分、日本は大迫に代えて杉本健勇を投入すると、その直後のプレーで杉本が相手のミスに付け込んで最終ラインの背後に抜け出す。しかし、シュートはミニョレにはじき出されてしまう。日本は77分、原口に代えて乾を投入した。

 日本は81分に再びピンチを迎え、ベルギーの波状攻撃を受けるが日本は決死のディフェンスを見せて追加点を許さない。ゴール前の守備で酒井宏が足を痛めてしまう。

 日本は85分に酒井宏に代えて酒井高を投入する。

 日本は89分、ベルギーを押し込み両サイドから圧力をかけていく。しかし、ベルギーの堅守を崩し切れない。結局、日本は0-1でベルギーに敗れ、欧州遠征を2連敗で終えた。
 
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