先週放送の日本テレビ「AKBINGO!」で、同局の「ウチのガヤがすみません!」プロデューサーが、AKB48 25名で番組を作りたいと依頼、ウーマンラッシュアワー村本による厳しいオーディションを潜り抜けた”選抜メンバー”(結果26名)が、ガヤ芸人と相まみえる本番収録に臨んだ。

MCヒロミとフットボールアワー後藤が仕切る本物の”ウチガヤ”に緊張気味のAKB48選抜メンバー、しかも”おもてなしゲスト”がAKB48 OGの篠田麻里子ということで、さっと立って挨拶するメンバーだったが、立つ速さでは芸人に負けてしまう。芸人席を見渡し、後藤が「あんなとこに秋元先生おるやん」とタイムマシーン3号の関太を指し、関が腕組みしながら立ち上がると、AKB48側は最敬礼。「モニターで見てたらそっくり」とヒロミ、篠田も「そっくり過ぎて」と驚いた様子。

篠田は現役時代を回顧し、「1年で3日しか休みがなかった」と多忙ぶりを振り返る。後藤は中西智代梨に「休みはどれくらいなの?」と尋ねると「ほぼ休みです」とすまし顔。「差が激しいんです。選抜と非選抜となると」と説明、「月の休みは、週に3回は全然ありますね」とにっこり。バイトは禁止のAKB48だが、さらに「休みが週3日どころじゃないよーっていう人」と後藤が質問。するとチーム8の茺咲友菜がひょっこり手を挙げ「週5日」とぶちまける。「なにしてんのん?」と問われると「勉強したり…寝たり…本読んだり…」と答え、「もう純粋な学生やん」と後藤のツッコミをもらっていた。

三四郎が、卒業して4年半経った篠田のために、トータライザーでAKB48の本音を聞き出すことに。「正直乃木坂46に入っておけばよかった」という質問には6人がYESと回答。すかさず後藤は「あかんで大家」と名指し、大家は「だって可愛いですもーん」とぽろり。つづいて「性格の悪いメンバーいる」にはなんと16人がYESと回答。今度は佐々木優佳里に「押したの?」と後藤。「押してないです」と否定すると、ヒロミが大家を指名、さすがの大家はすかさず「コイツです」と宮崎美穂を指さす。「約束をすっぽかす。それが悪質で”行けない”と言わないんです」とクレームを入れる大家に「わかる!」と阿部マリアが同調。「押し、押し、押しました」と白状し、ディズニーランドでの信じがたいエピソードを披露。しかし宮崎は「行きたくなくなっちゃう時ってあるじゃないですか?」と言い訳。こんなになった理由を”バーター”でやってきた村本が「宮崎さんは超エリートで、渡辺麻友さんクラスだった」、篠田も「次世代の前田敦子(あっちゃん)って言われていた。ダンスも踊りもすごく巧かったけど、ぷくぷく太りだして、見る影もないくらい」と説明し、その反動だと推測した。

そんな宮崎は、芸人席にいたいま注目の芸人フースーヤーの田中ショータイムの大ファンであることを告白。しかも田中と同い年だと分かり、なぜか恥ずかしがる。後藤が「じゃあ、告白したらええやん」と振ると、間髪入れず「いいですか?」とノリノリ。田中のほうがドギマギする展開で、「付き合ってください!」と手を差し出す。「え?AKBなのにこんなのありなの?」とヒロミも慌てる。すると相方の谷口のほうが「お願いします!」と握手し、水を差す。しかし宮崎は本気モードで再度手を差し伸べると戸惑う田中を見かね、ウエストランド井口が「真剣に向き合えって!本当の気持ちを今ぶつけたほうがいいって!」と熱く助言する。しかし結果は「ごめんなさい」で、実は篠田のことが大好きだとどろどろの展開に。逆に田中が篠田に手を差し伸べて告白すると、宮崎が握手するという、バラエティーの勝手知ったる宮崎にメンバーは喝采。そこへ井口が乱入、宮崎に「そのパターン何回もやったし!」と怒りをぶつけ、宮崎も「私も本気だ」と一歩も引かない。ここでまさかの出川&上島の”キス芸”の展開に。2人もヒートアップし肩を押し合い言い争う。歓声と悲鳴の中、唇を寄せたところで、後藤が「させるか!!」と猛ツッコミで、みごとにオチた。この一連の流れを渋い顔で観ていた秋元先生(関太)は「いつからそんなグループになったんだよ!!」と厳重注意した。さらに「宮崎と井口は恋愛でゴタゴタしたので、卒業!」と言い渡されてしまう。

最後は秋元先生提案で、篠田とガヤ女芸人選抜とAKB48で「恋するフォーチュンクッキー」をみんなでコラボし、大盛況の企画は幕を閉じた。

写真ⓒAKS