吉田本人に直接FKのファーストキッカーの意識は薄いが、確かな自信はある。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 ブラジル戦の30分だった。日本は敵陣のペナルティエリア付近で直接FKのチャンスを得る。キッカーは吉田麻也。きれいなフォームから放たれた一撃はバーに嫌われてネットを揺らせなかったが、決まっていてもおかしくないFKだった。
 
 サウサンプトンでも際どい直接FKをお見舞いするシーンもあるが、それでも吉田がキッカーになるのは“レア”なケースではないだろうか。
 
「蹴る人がいないですからね」と本人は謙遜するが、FWばりの見事なシュートには大きな可能性を感じさせた。
 
「ああいう位置だったら蹴りますし、サイドからなら違う人が蹴って(自分は)中で勝負する」
 
 ベルギー戦でもチャンスがあれば、キッカーに名乗りを上げるだろう。セットプレーからの得点アップは課題のひとつであり、来年の本大会を見据えても、優れたキッカーは多ければ多いほどいい。
 
「自信がなければ蹴らないです」
 
 その渾身の一振りでベルギーを打ち砕きたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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