会いたいときに会って、ヤリたいときにヤレる。そんな都合のいい相手こそがセフレ。ですが、割り切った関係のはずなのに、なかには身分を勘違いしている人もいる。いつの間にか恋人に昇進……なんてことはありません。思いあたる節がある方もいるのでは? 今回は、“セフレから来た情熱みなぎる勘違いLINE”というテーマで男性に話を聞きました。

文・塚田牧夫

「待ち受けにするから写真ちょうだい」

「コンパで知り合って、その日のうちにカラダの関係になった子がいました。それから一ヶ月に一回ぐらい会ってたんですよね。その子からある日LINEが来た。

“待ち受けにするから写真ちょうだい”と。

あれ? もしかして付き合ってると思ってる? こっちはいい関係だと思ってたのに、そうなると話が違ってくる。

とりあえず写真は送ってみたんです。そうしたら今度は、“私の写真もあげるね”と向こうからも送られてきた。

怖っ!と思いましたよね。それからは連絡は控えるようにしています」トモ(仮名)/28歳

「私はデキても平気だよ」

「半年ぐらい続いてるセフレがいます。あるとき、たまたまコンドームを切らしていてエッチできなかったんです。外に出せばいいんだろうけど、怖いからやめておいた。

途中まで進んでたので、なんか不完全燃焼みたいな感じで終わっちゃったんです。その日はそのまま解散になりました。

そうしたら、しばらくして向こうからLINEが来ました。“私はデキても大丈夫だよ”と。

こっちがイヤだよ! 向こうは俺が気を使ってやらなかったと思ってるみたいだけど、そうじゃない。セフレとそんなことになりたくないだけ。分かってないな……とこれからの関係を悩んでいるところです」ヒロシ(仮名)/29歳

「来年も一緒にいようね」

「家にいて、なんだかすっごくムラムラしてきたんですよね。で、空いてるかなと思って、セフレに連絡しました。

そうしたら、ちょうど仕事帰りだというので、うちに来るように言ったんです。来たあとは、エッチしてスッキリして、いつも通り朝を迎えました。

彼女が帰ったあと、しばらくしてLINEが来ました。“昨日はありがとう”と。ただ呼び出しただけなのに、畏まってどうしたのかと思いました。すると続きが……。

“誕生日一緒に過ごしてくれて嬉しかった”

そこで、その子が昨日誕生日だったことに気が付きました。そして“来年も一緒に過ごそうね”と送られてきた。

参った……勘違いさせてしまった……。相手がセフレでもしっかり誕生日は把握しておくべきだと後悔しました」リキ(仮名)/28歳

セフレから来た情熱みなぎる勘違いLINEをご紹介しました。

セフレというポジションもなかなか微妙。優しくされると、「もしかしたら彼女になれる?」と思ってしまう。

でも、そううまくはいかないので、関係を続けたいのであれば立場をわきまえて振る舞うべきかもしれません。

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