ドル一進一退、114円台は「近くて遠い」

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[東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113円半ばだった。今晩、主要中銀総裁の発言機会が控えていることや、明日、米国で消費者物価指数と小売売上高が発表されることもあり「今あえて動かなくてもいいというムードが出ている」(国内ブローカー)という。

午後のドル113.60円台を中心に方向感なく推移。動意に乏しく、値幅は上下15銭未満にとどまった。前日の東京時間に長く滞在した水準で、実需筋にも目立った取引はみられなかった。

市場からは「米10年債利回りの上昇が2.4%前半で止まっており、上値を追いにくい。ドル/円の114円台は近くて遠い」(IG証券の石川順一氏)との声も出ていた。

午後3時前には「日経平均はプラス圏を維持しているが、大引けにかけてマイナス圏に沈んでいくことを警戒している」(外為アナリスト)との声も聞かれた。結局、日経平均の大引けは小幅安となった。

<午前のドルは113円後半で伸び悩み>

早朝113.60円台で推移していたドルは、午前9時過ぎに113.73円まで上昇し、きょうの高値を付けた。「特段の材料がないなかで、調整的な買い戻し」(証券会社)が入ったとみられる。

その後はいったん反落し、午前11時台に再び113.72円まで上値を伸ばしたものの、114円に乗せられなかった。

113.80円と114.00円付近にドル売りオーダーが観測されていることなども意識されているという。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.62/64 1.1672/76 132.63/67

午前9時現在 113.60/62 1.1662/66 132.50/54

NY午後5時 113.61/64 1.1665/69 132.56/60

(為替マーケットチーム)