イタリア、一時代の終焉へ W杯優勝経験者デ・ロッシやバルザーリらも代表引退へ
13日にロシアW杯・欧州予選プレイオフが行われ、イタリア代表が60年ぶりに本大会出場を逃した。試合後にベテラン勢が代表引退の言葉を口にしており、同代表の一時代が終わりを迎えることとなりそうだ。
スウェーデン代表のホームで行われた1stレグを0-1で落としたイタリア代表。ロシア行きを勝ち取るためには2ndレグの勝利が必須で、立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける。ポゼッション率は75%、シュート数は23本(うち枠内シュートは6本)にも及んだが、最後まで固く閉ざされたスウェーデンゴールをこじ開けることができず。0-0のスコアレスドローで終わりを迎えた。この結果、2戦合計スコアが0-1となり、イタリア代表の予選敗退とスウェーデン代表の本大会出場が決まった。
さらに、33歳のジョルジョ・キエッリーニも「イタリア代表が再スタートを切るとき、僕がそこにいるかはわからない。ヴェッラッティら1990年代以降に生まれた選手が中心となって再スタートするのは間違いないと思うけどね。イタリアは60年間もW杯を逃していなかったので、目に見えるような変化が必要。新しい時代を作った方が良い」とコメント。今後についての明言は避けたものの、引退の可能性を示唆している。