Blackmagic Design製品事例:ロビー・ウィリアムズのツアードキュメンタリーの場合

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Blackmagic Designの発表によると、英国のシンガー、ロビー・ウィリアムズ氏の2017年ヨーロッパツアーのライブパフォーマンスのハイライトおよび舞台裏のキャプチャー/編集に、URSA Mini Pro、URSA Mini 4.6K、DaVinci Resolve 14が使用されたという。

Hangmanのジェームズ・トンキン氏は、ウィリアムズ氏の長年に渡る協力者であり、今回のイギリス/ヨーロッパツアーでは、リハーサルからライブショーまで、ツアーのすべての撮影を請け負った。トンキン氏は、URSA Mini Proが今回のツアー要件にぴったりであったという。

トンキン氏:ツアー中は、ソーシャルメディア用に短い映像が必要でした。一方で、ツアーを終えた後に長編のドキュメンタリーを制作する可能性も考慮する必要がありました。このため、過酷なツアー環境に対応できるような、信頼性が高く携帯に適した撮影機材が必要だったんです。

トンキン氏は、12mm Laowa f2.8およびCarl Zeiss ZE 50mm F1.4用のリモートフォーカスシステム、そしてURSA Mini Proのマイクからのクリーンオーディオに対応したジンバルセットアップを設計した。

トンキン氏:URSA Mini Proは非常に小型で軽量なので、ジンバルに最適でした。リグのバランスを考慮して、内蔵スクリーンですばやく設定できるようにしたので、重たいハードウェアを追加する必要はありませんでした。実は、これまではカメラのフォーカスピーキング機能をそれほど頼りにしていませんでした。しかし今回のツアーではほとんどの場合1人で撮影しており、長尺ショットの撮影中にステージ上のロビーの周りを動き回ってNDフィルターを調整することがあったので、フォーカスピーキング機能が非常に役立ちました。

また、ジンバルセットアップの補佐として、EFレンズを装着したURSA Mini 4.6Kをハンドヘルドで使用。Blackmagic URSA Viewfinderと併せて使用し、コンサートや舞台裏のフッテージを撮影したという。

DaVinci Resolveは、Hangman Studioのプロダクションおよびポストプロダクション・ワークフローに必要不可欠であるとトンキン氏は語る。

トンキン氏:撮影したすべてのフッテージをDaVinci Resolveに落として毎晩チェックし、補正LUTの追加や、アナモルフィックで撮影した映像のアスペクトレシオの修正を行いました。その後、作業用のプロキシを作成してバス給電のドライブに保存しました。

コンサートが終わり、マンチェスターの駅でロンドンへ戻るための電車を待っている間に、5年間使用しているラップトップで8Kと5Kの10分のフッテージを1080p H.264のプロキシファイルに変換しました。その後、4G経由でアップロードして編集したので、編集の締め切りに間に合わせることができました。移動の途中であっても、ファイルの納品プロセスや作業が滞ることはありませんでした。どこで、どのようなハードウェアで起動していても、クリエイティビティを発揮できる。ソフトウェアとは、まさにこうあるべきだと思います。