男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル2日目。観客に手を振りながらコートを去るラファエル・ナダル(2017年11月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)は13日、英ロンドンで2日目が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)との初戦に敗れた後、けがを理由に大会からの棄権を表明した。

 世界ランク1位のナダルは、これまでの輝かしいキャリアで一度も優勝したことがないツアー・ファイナル初戦で全力を尽くしたものの、第7シードのゴフィンの前に6-7(5-7)、7-6(7-4)、4-6で力尽きた。

 前週のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2017)準々決勝を膝のけがを理由に棄権するなど、体調に不安を抱えたまま今大会に乗り込んだナダルはこの日、目立った故障の影響を感じさせず、観客の声援を背に序盤から接戦を繰り広げたが、最終的にはけがでシーズン終了を余儀なくされる形となった。

 ナダルは試合後「だめだ、棄権する。自分のシーズンは終わりだ。この大会やこの街(ロンドン)、そして自分自身のために懸命に努力した。やるべきことをこなして準備を整えてきたけれど、完璧には間に合っていなかった」「痛みがあるんだ。プレーを続けるのに十分な力が維持できない。頑張ったけれど、試合でこれほど接戦に持ち込めたのは本当に奇跡だった。自分でも訳が分からないくらいにね」と語った。

 また、来季の開幕に向けてトレーニングに励む意向を示し、「やるべきことは分かっている。過去にもこうした経験はあるから、必要な治療のやり方は知っている。どれほど時間をかける必要があるかも分かっている。治療がうまくいくかどうかは、それから判断していくことになるだろう」と続けた。

 もう一方のピート・サンプラス・グループ(Group Pete Sampras)の試合では、第6シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が6-3、5-7、7-5で第4シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)との片手バックハンド同士の一戦を制した。

 今季はキャリア最高の一年を送ったディミトロフだが、自身初のツアー・ファイナル出場に「緊張気味」だったと認めていた通り、第3セットでは5-4としながらも不安定なプレーでサービスゲームを落とした。しかし、ティエムが落ち着きを欠いたところですかさず反撃し、3回目のマッチポイントで勝負に決着をつけた。
【翻訳編集】AFPBB News