オフィスが寒すぎる?椅子に座ったままできる温めポーズ

写真拡大 (全2枚)

椅子に座ったままでOKのポーズ

寒いと仕事に集中できないですよね。でも、オフィスのエアコンをコントロールするのも難しい…。そんな時は、自分の内側から熱を作りましょう。椅子に座ったままできる、簡単な方法を紹介。これをやっておけば、体ポカポカになっていきますよ。

そもそも、体が冷たくなってしまう大きな理由は、血流が滞るから。それはずっと同じ姿勢をしているからで、特にパソコン仕事なんかで前屈みになっている人は、呼吸も浅くなっているので、冷えやすい状態をたくさん積み重ねています。呼吸は血液を巡らせるためのツールでもあるからです。

そこで、やりたいことは、前屈みの姿勢の調整と、熱を作る深層筋を動かすことです。

【肩寄せのポーズ】
1:椅子に少し浅めに座り、足を腰幅に開き、両足の裏をしっかりと床につけます。

2:ヒジを曲げて、手のひらを肩のあたりまで上げ、手のひらを前に向けます、

3:一度、息を吐ききって、続いて息を吸いながら、胸の真ん中から動かすイメージで腕を開き、肩甲骨を寄せていきます。開いたら、その姿勢をキープして2〜3呼吸します。

4:息を吐きながら、腕の2の位置まで戻します。これを何回か繰り返しましょう。

これによって、肩まわりの血流が改善されて肩コリも和らぎます。また、背中の内側の深層筋(菱形筋)を動かしているので、熱を作ります。ここはダイエットの筋肉としても有名ですね。

また、股関節周りの滞りも冷えの大きな原因になるので、1時間に一度ぐらいは立ち上がり、トイレに行ったり、お茶を入れに行ったり、できるならストレッチしたり、動かしてみましょう。

 

ライター:豊田紗江
出典:『Yogini』Vol.43「簡単冷え解消!10分de ヨガ」