フットボールチャンネル編集部が提言する日本代表のベルギー戦スタメン案。

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 日本代表は14日、国際親善試合でベルギーと対戦する。

 10日のブラジル戦では前半のうちに3点を奪われた。日本は後半に盛り返して1点を返したものの、相手が力をセーブしていたことを忘れてはならない。ベルギー戦では試合開始からアグレッシブな戦いを見せたいところだ。

 GKは川島永嗣、最終ラインは長友佑都、昌子源、吉田麻也、酒井宏樹の4枚。昌子以外は長く代表の主力として稼働しており、昌子自身もアジア最終予選で評価を高め、吉田のパートナーの最有力候補となった。ロシアW杯で対戦する相手は格上ばかりで、ベルギー戦は本大会を占う意味でも大事な一戦だ。ハリルジャパンの主力守備陣がどこまで戦えるか見極めたい。

 中盤は逆三角形で、山口蛍のアンカー起用を推したい。長谷部誠は替えのきかないアンタッチャブルな存在だが、本大会で彼が万全の状態である保証はない。そうなった時に、誰が中盤に安定をもたらすのか。山口は前回W杯にも出場しており、経験があるのは間違いない。

 長谷部とはタイプが異なり、山口は持ち場を捨てでもどんどんボールにチャレンジする。持ち味を生かしつつ、アンカーの位置で指揮官が求めるプレーができるかを確認すべきだ。

 インサイドハーフには井手口陽介と長澤和輝。井手口はどんな試合でも力を出し切ろうという姿勢で戦っており、現代表のスタイルにマッチしている。

 初選出の長澤は未知数な部分が多いが、強豪との試合でデビューし活躍すれば自信がつくはず。元々高かった攻撃的な能力に加え、ファイトすることも身につけた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督に考えはあるはずだが、招集しながら試合で起用しないのは理解に苦しむ。長澤は実力を示しており、ピッチに立つ資格は十分にある。

 所属クラブでの活躍が選考基準になっており、興梠慎三の選出は何の不思議もない。J1でゴールを量産するだけでなく、周囲を活かすための“引き出し”も多い。ハリルジャパンは攻撃のバリエーションが少ない代わりに、前線でボールを収める仕事を完璧に遂行しなければならない。でなければボールはすぐさま相手に渡り、再び守備に回らなければならないからだ。

 アジア最終予選における大迫勇也は体を張ったキープと正確なポストプレーによって価値を証明し、ゴールを奪うことで地位を高めた。力強さでは大迫に一日の長があるものの、柔軟性やしなやかさでは興梠も負けていない。興梠がベルギー相手に持ち味を発揮できれば、大きな収穫だ。

text by 編集部