ベルギー戦前日会見に臨むバヒド・ハリルホジッチ監督

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 10日のブラジル戦(1-3)ではなかなかプレッシャーがハマらず、前から行くのか、引いてブロックを敷くのか、ハッキリしない時間帯もあった。ベルギーを想定した12日の紅白戦でも守備がハマらず、練習後にはDF吉田麻也も「ハメ方がハッキリしていなかった。明確になっていなくて、不透明な部分が多い。こういう強い相手に対して、うやむやな状態では勝てない」と危機感を強めていた。

 14日の国際親善試合・ベルギー戦(ブルージュ)を翌日に控えた公式会見で「時間帯によって前からプレスに行くときと、引いてブロックをつくるときをどう使い分けるのか」と聞かれたバヒド・ハリルホジッチ監督は「選手たちにも同じような質問をされた」と苦笑いで明かし、「いつハイプレスをかけるのか、いつ下がってブロックをつくるのか。それはゲームの状況が決める」と指摘した。

「ハイプレスをかけるのか、ミドルブロックにするか、ローブロックにするか。それは私がこうしなさいと指示するものではなく、ゲームの状況がつくるものだ。自分たちが決めるものではなく、相手の状況を見て形成するもの。ゲームがブロックの位置を決める。私ではない」

 ピッチ上の選手たちが試合の状況を見てラインの位置を決める。ゲームの流れを読む目も必要で、選手間の共通認識が重要になる。「いつどのようにプレスをかけるのか、選手にも聞かれたが、『開始8分でハイプレス』というような指示は出せない。これはゲームマネジメント、ゲームコントロールだ」と強調した。

(取材・文 西山紘平)


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