羽生結弦【写真:Getty Images】

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レキップ紙が絶対安静の五輪王者に見解「時間はわずかしかないことを知っている」

 男子フィギュアスケートのソチ五輪王者、羽生結弦(ANA)はグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯の前日練習中に転倒し、右足を負傷。右足関節外側靱帯の損傷により欠場を選択した。12月21日に開幕する全日本選手権での復帰を目指す羽生について、海外メディアも「時計とのレースはすでに始まっている」と報じている。

 平昌五輪の開幕まで3か月。66年ぶりとなる連覇が懸かるだけに、羽生の状態には日本のみならず、海外メディアも熱視線を送っている。フランス紙「レキップ」は「ユズル・ハニュウが1か月で復帰を希望」と取り上げた。

 医師から絶対安静を告げられたとされる羽生。記事では、「何とか全日本までに間に合うように、治療・リハビリに努力いたします」という本人の声明を紹介するとともに、すでに“次なる戦い”は始まっているとの見解を示している。

「ユヅル・ハニュウにとって、時計とのレースはすでにスタートしている。先週木曜日の練習で負傷し、NHK杯辞退を余儀なくされた五輪チャンピオンは、氷上に万全の状態で復帰し、2月の韓国でタイトルを守るためには、時間はわずかしかないことを知っている」

ベルギー紙、カナダテレビ局も復帰まで1か月を要することを報道

 男子五輪フィギュアスケートの出場枠は3。全日本選手権の優勝者のほか、全日本2、3位あるいはGPファイナル出場者上位2名から1人、そして3年分の成績で算出される世界ランク日本人上位3名、シーズンランク日本人上位3名、シーズンベストスコア日本人上位3名の中から選考される。本番まで残り3か月に迫った中で、同紙はどこまでコンディションを万全に戻せるかが重要なポイントになることに触れている。

 一方、ベルギー紙「ニウスブラッド」は「フィギュアスケート五輪王者のユヅル・ハニュウが1か月離脱」と速報。カナダのテレビ局「RDS」電子版も、「ユヅル・ハニュウが1か月での復帰を標的にする」とレポートした。

 メディアも、羽生が万全の状態で平昌のリンクに立てるかに注視している。