攻守両面にボリュームをもたらすことができる長澤。ベルギー戦で待望の代表デビューを飾りたい。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 フルオープンされた11月12日の練習では紅白戦が実施され、初招集の長澤和輝は主力組のチームに入り、山口蛍をアンカーに据えた中盤で、井手口陽介とともにインサイドハーフでプレーした。
 
 ベルギー戦でスタメン出場が予想される長澤は、「相手は身体が大きくて、スピードもあると思う。タイミングを見て、外せればいい」とイメージする。
 
 対戦してみたい選手を聞かれれば、「中盤だったらデ・ブルイネ」と答える。同選手がヴォルフスブルクに所属していた時に対戦経験があり、「その時とはまた違うと思いますけど」としつつ、「世界トップレベルのチームなので、楽しみ」と再戦を待ちわびる。
 
 ベルギーは3バックが想定されるが「確かに後ろが少なくて、ディフェンスラインのギャップは大きくなると思う」と分析する一方、「逆に言えば、中盤の枚数が多くなって、その中盤には能力の高い選手がいる。そこは駆け引きになるし、うまくプレッシャーをかけられればいい」と戦略を練る。
 
 インサイドハーフで起用されるとなれば、アグレッシブな守備はもちろん、攻撃面での働きも重要になってくる。
 
「ボールを持った時に、相手のプレッシャーや切り替えのスピードも速いと思う。そこで、チーム全体でひとつつないだり、ひとつ外せれば、チャンスになる。ブラジル戦でもそういうシーンが多くあった。個人としてもチームとしても、そこは狙っていきたい」
 
 引き続き、代表に呼ばれるためにも、出場の機会があれば指揮官の期待に応えるパフォーマンスを示したい。「積極的に自分の持っているものを出すしかない」と意気込む長澤は、自身のストロングポイントである「前を向いてボールを持ち運んで、チャンスメイクだったり、ゴールにつながるプレー」を見せて、チームを勝利に導きたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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