自然を愛でた“画壇の仙人”を知る『熊谷守一 生きるよろこび』展

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12月1日(金)より、東京・竹橋の東京国立近代美術館にて、明るい色彩と単純化されたかたちを持つ作風で知られる画家・熊谷守一の展覧会『没後40年 熊谷守一 生きるよろこび』が開催される。

熊谷守一は1880年に岐阜県で生まれ、東京美術学校(現・東京芸大)卒業後は、一度は画家以外の仕事に従事。50代に入ってその作品が評価されるようになった。身の回りのものを常に見つめた熊谷は、人間や自然などを描き続け、飄々とつづったエッセイ『へたも絵のうち』はロングセラーに。晩年は体を壊して家からほとんど出なくなり、花、虫、鳥など、自宅の庭をモチーフをとした作品を残し、立派な白いひげもあいまって“画壇の仙人”とも呼ばれた。

同展は、熊谷の没後40年を記念し、最新の研究成果を踏まえて、熊谷の人生と作品を振り返るものだ。美校を卒業後の1910〜20年代を探る「画業の始まり」、様々な技法に挑戦した1930〜40年代をたどる「さまざまな模索」、画風を完成させた1940〜70年代を振り返る「線と色の完成」という3つの構成で紹介。200点以上の作品、スケッチ、日記などの資料が展示される。

『没後40年 熊谷守一 生きるよろこび』は、2017年12月1日(金)〜2018年3月21日(水・祝)まで、東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1 東京メトロ「竹橋駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00〜17:00(金、土は20:00まで)。休館日は月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日〜1月1日、1月9日、2月13日。観覧料は当日一般1400円。

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