レギュラー奪還を虎視眈々と狙う西川。「チャレンジ精神を持ちながらやっていきたい」。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 一時はハリルジャパンの守護神の座を掴んでいたが、パフォーマンスの低下を指摘されて招集外となり、しばらく代表から遠ざかっていた。
 
「チームとして結果も出せていなかったし、GKとしても失点数が多く、外されて当然だと納得できました。その自分を受け入れなければいけないと思っていましたけど、それができない自分もいたんです。でもしっかりと受け入れることで、前にひとつ進めました」
 
 今回の欧州遠征で約7か月ぶりの復帰を果たした西川周作は、現状のGKの序列をどう見ているのか。
 
「また戻ってくることができて、ふたりのGKを超えていかなければいけない。チャレンジ精神を持ちながらやっていきたいと強く思いながら、この合宿に来ています。
 
 ここ数年で感じているのは、ただ選ばれるだけでなく、試合に出ないと意味がないということ。なかなかチャンスがないなかでも、それが訪れた時には、結果を残したい」
 
 西川には苦い経験がある。3年前の記憶を紐解く。
 
「前回のワールドカップの直前にも、ザンビア戦(本大会前最後のテストマッチ)でチャンスをもらったのに、3失点して、そのチャンスを生かせなかった」
 
 結局、ブラジル・ワールドカップでの日本代表の正GKは川島永嗣が務めた。
 
「こういうことを繰り返さないように。いつチャンスが来てもいいように、ベストコンディションを維持することが、今は非常に大事だと思っています」
 
 来るべき時に備えて、西川は静かに闘志を燃やしている。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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