男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル初日。リターンを狙うロジャー・フェデラー(2017年11月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)は12日、英ロンドンで開幕し、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、7-6(7-4)で第8シードのジャック・ソック(Jack Sock、米国)を下し、素晴らしい1年を締めくくる大会通算7度目のタイトル獲得に向け、好スタートを切った。

 フェデラーが昨年大会を負傷で欠場した際、過去の栄光を取り戻すことは不可能なことにみえた。2016年の半年をフィットネスの問題で棒に振り、2012年を最後に四大大会(グランドスラム)のタイトルから遠ざかった状態で2017年を迎えた36歳のフェデラーだったが、見事な復活を果たして、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)を制すなど、今季の男子では現時点で最多となるツアー7勝を挙げた。

 ATPファイナルでの最後の優勝が2011年となっているフェデラーは、ラウンドロビン初戦でソックを一蹴し、連勝を11に伸ばした。この連勝街道で上海マスターズ(2017 Shanghai Rolex Masters)とスイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2017)を制したフェデラーは、この好調ぶりを今大会中も維持したいと考えている。

 フェデラーは「特に、昨年はけがで欠場していたから戻ってこられてうれしい。最高の立ち上がりだったが、第2セットは拮抗(きっこう)していた。タイブレークはどちらにも転ぶ可能性があるが、最終的には彼のミスに助けられた。とにかく勝ち切れて満足だ」とコメントした。

 同グループのもう1試合では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が6-4、3-6、6-4で第5シードののマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を下した。

 2008年のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)以降では最年少の大会出場選手となった20歳のズベレフは、今季5勝を挙げてその台頭を明確なものにしていた。全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)制覇の経験を持つチリッチを相手に、ズベレフは最終セットではゲームカウント1-3の場面から逆転勝利を飾り、強い印象を残した。
【翻訳編集】AFPBB News