稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾、SNSで続く“嬉しい発見” 3人の新たな一面を探る

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 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人がインターネットテレビ番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)を機にSNSをスタートさせた。『ホンネテレビ』の放送を終えても、彼らのTwitterは毎日更新され続けている。3人で一緒にSNSの勉強をしている様子。何か新しい動きを予感する写真。なかには、「慎吾とゴロさん一緒なんだ へー」と草なぎがヤキモチをやいているようなつぶやきも……。私たちは、彼らのことを国民的アイドルとしてすっかり知ったような気持ちになっていた。しかし、私たちが見ていたのは、彼らの本当に表面的なところだったのではないか。そんな嬉しい発見が、『ホンネテレビ』とアップされるSNSにはあった。

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■愛情深く繊細な末っ子・香取慎吾

 “#ホンネロス”。香取は『ホンネテレビ』の放送後、このハッシュタグを付け続けている。近年の香取は、番組のMCやドラマや舞台の座長なども手掛ける、しっかり者なイメージが浸透していた。大きな口で笑い、豪快に飲む香取に、大らかでたくましい印象を持つ人も多いだろう。だが、香取が『ホンネテレビ』で見せたのは“大好きなお兄ちゃんたちと遊ぶのが楽しくて仕方ない”という末っ子の顔だった。

 「じゃ、俺……ホントの、ホントのこと言うと、なんで連絡くれないの?」とは、“3人だけの72分本音トーク”で稲垣に投げかけた香取のホンネ。稲垣が「連絡?」と何のことかといった調子で聞き返すと、草なぎがすかさず「『スマステ(SmaSTATION!!)』(テレビ朝日系)最終回のときってこと?」とフォロー。「色んな人に返信するのも大変かなって思ったり……」と気を使ったのだと弁解する稲垣に、“LINEで草なぎと話し合ってる”とインタビューで答えていたことを「俺はそこ(LINEのトーク)入ってないよね」と畳み掛ける。ビールを飲んで酔っていることもあり、香取は甘えモード全開だ。

 「LINEじゃなくても実際会って話してんじゃん。 キミだって別にLINEしてこないじゃん、俺に! なんでそんな受け身なの?」と反撃されると、「……(ニヤニヤ) 」と照れくさそうにする香取。まるでカップルの痴話喧嘩のようなやり取りは、愛情をもっとダイレクトに感じたいということだろう。草なぎとは毎週ラジオで会えるという安心感があるが、稲垣とはしばらく会えなかったという。それを素直に“寂しい”とは言えずに、ダダをこねたのだ。きっとその愛情を渇望は、メンバーだけではなくファンとのふれあいも含まれていたはずだ。 “#ホンネロス”には“また遊ぼうよ”のメッセージが込められているのだろう。

■自由で気さくな永遠の少年・草なぎ剛

 “#ユーチューバー草なぎ”は、番組開始前から多くの話題をさらったのは、ご存知の通り。YouTubeでは予算をかけた大掛かりな企画でなくとも、小さな発見で世界中の話題となることもある。日常の延長にある笑いや感動を生み出すには、テレビ以上に発信する側の人となりがシビアに見られることも少なくない。日本のトップアイドルとして長いキャリアを誇る草なぎが、その文化にマッチするのか。これまでネットユーザーたちが育んできたYouTubeという新しい表現の場を“荒らす”存在にもなるのでは、という見方もあっただろう。

 だが、HIKAKINやはじめしゃちょーなど、日本のトップユーチューバーたちとのコラボレーションした動画を見ると、草なぎはすんなりとその世界に溶け込んでいるようにみえる。 コーラ一気飲みに全力を出し、ドッキリに引っかかり、その謙虚で純粋な姿勢は、アイドル以前に人として好かれる魅力を改めて感じることができた。また、愛犬・くるみちゃんとの何気ない日常を切り取った動画は、むしろ動画投稿機能の原点を見せてくれたようにも思える。

 ギター、ファッション、ペット、健康志向な料理や体づくりなど、草なぎには様々な趣味があり、そのノウハウを自由に発信することができると思うと、期待が高まる一方だ。また、テレビやラジオなど様々な舞台裏と連携させる、新たなメディアミックスも彼ならできるかもしれない。“楽しそう”、“面白そう”が、エンターテインメントの源なのだ。

■男気あふれる信念の人・稲垣吾郎

 ワインや映画、読書など文化人としてのイメージを持つ稲垣だが、草なぎ、香取の前では、すっかりいじられ役。「運動会はしたくない、ハチマキもできればしたくない」と言いながらも、罰ゲームで披露した恥ずかしいポーズの“吊り天井固め”を何度も振られ、そのたびに全力で応える姿に親しみを持った人も多いのではないだろうか。

 かつてSMAPとして共に活動をしていた森且行との再会シーンでは、「森くんが抜けたから僕がいじられるようになったんだ」とこぼした稲垣。森と同学年の稲垣は、SMAPにおける“中間管理職”と呼ばれ、個性豊かなメンバーの潤滑油的な存在という印象が強かったかもしれない。実際に、森がメンバーを気にかけたときには稲垣に連絡をとって、状況を把握していたという話も飛び出した。

 きっと気配りのできる稲垣は、他者の状況に応じて自分の見せ方を変えることができる人なのだ。求められることに応えること、そのブレない信念の中に稲垣の美意識とプライドがある。だからこそ「新しい地図」と名付けられたこれまでと異なるプロジェクトになり、新しい魅力を発揮し始めたように感じる。

 “すぐイライラする”キャラは生放送にピリリと刺激を与え、体力に自信がない点も堂々と言うことでウィークポイントではなくチャームポイントになるということを見せてくれた。 一人ひとりの個性を活かして、新しい地図を描いていくというコンセプトに最もシンクロしているのは、もしかしたら稲垣かもしれない。

 3人のSNSは、これからも随時更新されていく。その中で、彼らの魅力はさらにアップされていくことだろう。ノビノビと、彼らが思うように、活動が続くように心から応援したい。(佐藤結衣)