岸本浩右監督が標榜する「超ハードワーク」を武器に京都は16年ぶりの決勝へ。写真:松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)

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 11月12日、Jユースカップの準決勝が大阪府のキンチョウスタジアムで行なわれた。

 準決勝の第1試合では昨年のファイナリストであるサンフレッチェ広島ユースと同ベスト4の京都サンガFCU-18が対戦。ともにトップ昇格が決定済みで、U-18日本代表で守護神の座を争う大迫敬介(広島/3年)と若原智哉(京都/3年)の対決に注目が集まるなか、試合をモノにしたのは京都だった。

 11分に松本大弥(2年)に先制点を許した京都だったが、底なしの運動量をベースに繰り出すハードワークで広島を凌駕する。前半こそ得点を奪えなかったが、64分にショートカウンターから山田楓喜(2年)が右サイドを突破して中央へ折り返すと、服部航平(2年)のスルーから福岡慎平(2年)がネットを揺らした。

 これで勢いに乗った京都は直後の69分にロングカウンターを発動。杉田迅(2年)がゴール前に持ち込み、そのラストパスを受けた服部が逆転ゴールを決めた。これが決勝点となり、京都が16年ぶりに決勝へと駒を進めた。

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 同じく大熱戦となったのが、第2試合のガンバ大阪ユースと川崎フロンターレU-18の一戦だ。序盤から中盤で激しい主導権争いが繰り広げられるが、先に試合を動かしたのは川崎。32分に左サイドを単騎で打開したデューク・カルロス(3年/ファジアーノ岡山入団内定)が左足でシュート性のクロスを放つと、これがそのままネットへ。一方のG大阪も負けじと反撃。後半開始早々の47分に岩本翔(2年)がゴール前にひとりで持ち込むと、強烈なシュートを突き刺した。ここから川崎が猛攻を仕掛ける。21分にU-17日本代表の宮代大聖(2年)、29分に宮城天(1年)がゴールをねじ込んだのだ。

 1-3となり勝負あったかと思えたが、これで終わらなかった。一気呵成の反攻に出たG大阪は83分に中島大雅(3年)が1点を返すと、87分には大谷優斗(1年)が同点弾。そして、試合終了間際のアディショナルタイムに途中出場の丹羽匠(1年)がPA内で相手のクリアボールと同時にシュートを打ちにいくと……なんとそのボールがゴールに突き刺さり、劇的な幕切れで決した。G大阪にとっては3年ぶりのファイナルだ。

 京都とG大阪の関西対決となった決勝戦は、11月19日の13時から長野県の長野Uスタジアムで開催される。

★決勝
11月19日(日)
長野Uスタジアム/13時
京都サンガU-18vsガンバ大阪ユース