CREMASTER 1, 1995 / Photo Michael James O’Brien / 
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels

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 金沢21世紀美術館が「映画の極意」シリーズで、「バイオ・バロック(生命の過剰さと歪み)」をテーマにした上映会を開催する。現代アートで国際的に活躍するマシュー・バーニー、サスキア・オルドウォーバース、ピエール・ユイグの3作家の映像表現に焦点を当てる。期間は11月17日から19日まで。
 マシュー・バーニーの作品からは、国内では近年公開されていない「クレマスター」全5作と、ビョークと初めてコラボレーションした「拘束のドローイング9」を一挙上映。ともにDVD化はされておらず、東京都写真美術館で開催された上映会ではチケットが完売するなど、注目作品として知られている。精巧なミニチュアによってCGのような幻想的な映像表現でカルト的な人気を誇るサスキア・オルドウォーバースからは、9つの全代表作品を日本初公開。今年エスパス ルイ・ヴィトン 東京でも個展を開いたフランスの現代アーティスト ピエール・ユイグからは初期作から最新作までの代表的な短編5作をまとめて上映するほか、明確なストーリーを持たない2時間超の映像作品「The Host and The Cloud」といった実験的な作品が公開される。
 一般向けに1回鑑賞券(1,000円〜)、3日間鑑賞フリーパス(8,000円)、マシューバーニー全作品鑑賞券(6,000円)などが販売されており、3日間鑑賞フリーパスとマシューバーニー全作品鑑賞券は残りわずかとなっている。
 また、金沢21世紀美術館で開催中の「コレクション展2『死なない命』」と関連して、福島の問題を取り上げて国際的な物議を醸したキム・ギドクの「STOP」や、同展でDNA音楽「わたしは人類」を出品しているやくしまるえつこの映像作品の特別上映が行われる。