【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部によると、韓国、中国、日本の保健相が11、12の両日、中国・済南で第10回の3カ国保健相会合を開き、高齢化問題や感染症対策での協力を強化することで一致した。

 高齢化問題については、3カ国が国民の生き生きとした老後を実現するために実施している政策を共有するとともに、高齢者の医療・介護分野などの研究に関するネットワークの活性化策について議論した。

 ジカ熱(ジカウイルス感染症)やマールブルグ病などの感染症に関しては、積極的な情報共有と検疫分野の協力策について踏み込んだ議論を行った。

 このほか、3カ国の保健相は各国の伝統医薬発展の方向性についても意見交換。世界保健機関(WHO)の国際疾病分類に伝統医薬という項目を新設し、国際標準化機構(ISO)による伝統医薬分野の国際産業標準の制定を目指して協力することで一致した。

 3カ国保健相会合は新種の感染症に対応するため、韓国の呼びかけで2007年に初めて開催され、各国持ち回りで開かれている。韓国保健福祉部の朴凌厚(パク・ヌンフ)長官は今回の会合で、感染症対策、感染症への対応は1国の努力だけでは困難だということを強調し、「これまで培ってきた対応準備と緻密な協力システムによりスムーズに情報を共有し、対処する実践が必要だ」と説いた。