本当に煙やニオイをカットできるの!? オフィスで焼肉と焼き魚に挑戦してみた!

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ホットプレートで焼肉や魚を焼くと、部屋のなかに煙やニオイが充満してしまいますよね。夏場は窓を開けながら使えばいいのですが、冬場にそれをするのは寒いので、煙とニオイの充満する部屋でするしかない…。そんなときに使ってみたいのが、アラジンの「グラファイトグリラー CAG-G13A」です。

アラジンといえばイギリス生まれの暖房器具のイメージが強いですが、最近では「グラファイトグリル&トースター」などの調理家電も展開しています。グリファイトグリラーは2017年4月に登場した電気グリルで、煙やニオイのカットを実現した調理家電になります。

煙やニオイがカットできるなら、これはオフィスで使ってみるしかない! そこで、ほかのスタッフが仕事をするなかでいろんな焼き物調理をしてみました。本当に煙やニオイは出ないのでしょうか?

 

■ヒーターが上部にあるのがポイント

グラファイトグリラーは、独特の形状をしています。一見すると何の調理家電なのかわからないですよね。一般的なグリル機は熱源が焼き網やプレートの下にあるのに対し、グリファイトグリラーは本体の上から熱を発します。

上から熱を当てて肉などを焼くので、出てきた油が加熱されることなく、水トレイに落ちるようになっています。だからこそ、煙や脂が出にくくなっているのです。

使用時の本体サイズは幅550×高さ314×奥行き310mm、重さは約4.3kg。

一般的なグリル機よりもスペースを取るように感じますが、一式をまとめて収納できます。アラジンのロゴが入った収納バッグも付属します。

これなら出し入れもしやすいですし、見える場所に置いても生活感が出すぎなくていいですね。

 

■余熱なしで調理できる

熱源には「遠赤グラファイト」を採用しています。これは株式会社千石の特許技術で、スイッチを入れると0.2秒でヒーターが発熱します。

▲ヒーターは2本あり、本体側面の調理つまみを好みの目盛に合わせて温度を調整する

余熱なしですぐに調理ができるだけでなく、食材を直接熱する「幅射熱」で、まるで炭火焼きのような仕上がりになるのだとか。

 

■焼肉をして気付いたアレの重要性

それでは、さっそく焼肉を焼いてみたいと思います。今回は牛肉だけでなく、豚肉や野菜も用意して、ホットプレートと同じように使ってみます。

肉料理は、付属の「クイックプレート」で調理しましょう。取扱説明書には使用前に30秒ほど余熱してから使うといいと書かれていたので、そのとおりにしてみました。

肉や野菜を載せてみると…予想外の展開に。そう、焼肉特有のあの「ジュージュー」という音がまったくしないのです! ランチタイムだったので他のスタッフとも一緒に焼肉をしていたのですが、無音の焼肉はなんだか不思議な気持ちになります。

とはいえ、肉からは煙でなく湯気が上がっており、表面は少しずつ焼けています。ただしヒーターがオレンジ色なので、肉の焼き色を確認しづらいという難点はあります。また、ホットプレートなら1〜2分で焼けるのですが、グラファイトグリラーでは5分ほどかかってしまいました。ゆっくりお酒を飲みながら焼肉をしたいときには、このペースはちょうどいいかもしれません。

焼き上がった肉を食べてみると、ホットプレートと全然違う…というほどではなかったのですが、脂がしっかり落ちてこんがり焼き上がった豚肉や、グリルされた野菜は明らかにおいしく仕上がっています。野菜に関していえば、遠赤外線効果で蒸し焼きされたような状態になっていて、「焦げて炭みたいになる」ようなことはほぼないでしょう。

ちなみに、上から食材に熱を当てるので、使用時には付属の長いトングを利用します。家の中でトングを使って焼肉をすることはなかなかないですし、ちょっとしたバーベキュー気分です。

使ってみて驚いたのが、肉を焼く匂いや煙が、ホットプレートでの焼肉に比べると明らかに出ないことです。脂はしっかり下のトレイに落ちています。

匂いは多少していましたが、それもあっという間に消える程度ですし、何より部屋が煙でモクモクになっていない! これはほかの調理でも期待できます。

 

■贅沢にステーキを焼くとどうなる?

続いてはステーキを焼いてみたいと思います。筆者の実家では、ホットプレートでステーキ肉を焼くことが多いのですが、これなら熱々のお肉を全員が同時に食べ始められるので、3人以上の家庭ではおすすめです。また、目の前で焼くというライブ感もあって、食欲もそそられるんですよ。

ステーキを焼く際も30秒ほど余熱してから、肉を載せて表面を3分焼き、裏面を3分焼きます。

焼いているときには小さな「ジュワジュワ」という音が聞こえますが、ダイナミックな感じはありません。

こちらが焼き上がったステーキ。今回は少し薄めのお肉だったので、全体にしっかり火が通っていますが、ある程度の厚みならいい具合のレアに仕上がるはず。お肉自体は油がしっかり落ちていて、普段食べるものよりもさっぱりした感じがします。

やはりステーキを焼いてもほとんど煙は出ておらず、匂いも少なめ。テーブルで誰かにステーキを焼いてもらっている間に、自分は台所でサラダを用意、なんて使い方をするのもいいですね。

 

■焼き魚はグラファイトグリラーの魅力がよくわかる

次に焼いたのは「さんま」です。焼き魚を家で食べたいものの、煙とニオイで敬遠している人もいるのではないでしょうか。筆者に至っては職場でさんまを焼くという暴挙に出たので、この結果はかなり気になります。

魚を焼くときには、波型で脂が落ちやすい「ヘルシーネット」を利用します。魚を置いたら加熱開始です。さんまを置いて1分ほど経つと、表面がジュウジュウいいはじめました。また、魚の焼けるニオイも少しずつしてきています。表面を8分、裏面を7分焼いたら完成です。

グラファイトグリラーで焼いたさんまは、焦げが少なめ。ちゃんと焼けているのかと食べてみると、身がほろっと外れてふっくら仕上がっています!

魚焼きグリルだと「苦み」を感じる焦げ目も、グラファイトグリラーで焼いたものはあまり気になりません。魚に関しては、グラファイトグリラーの圧勝と言えそうです。

 

■自家製ハンバーガーもプレートひとつで作れる

遠赤外線で焼くとおいしそうだと思ったのがハンバーグ。せっかく野菜もおいしく焼けるので、今回は野菜とバンズも一緒に焼いて、ハンバーガーを作ってみることにしました。

30秒ほど加熱したクイックプレートの上に、ハンバーグ、玉ねぎ、バンズを載せて焼いていきます。ハンバーグの加熱には時間がかかるので、バンズは少しあとから載せてもいいかもしれません。

ハンバーグは表面からじんわり焼けていきます。余分な油が下に落ちていくので、カロリーをカットできそう。焼いているときに油が周囲に飛び散らないのもいいですね。もちろん、煙はほぼ出ておらず、肉が焼ける香りもかなり抑えられています。

焼きあがったバンズにマスタードとケチャップを塗り、両面をしっかり焼いたハンバーグ、チェダーチーズ、玉ねぎ、トマト、ベビーリーフを載せ、最後にバンズで挟めば自家製ハンバーガーの完成です!

ハンバーグは程よい肉汁が残っていて、かなりあっさりした仕上がりです。市販のハンバーガーに比べると油っぽさが抑えられていて、カロリーを気にしている人にも良さそう。オシャレなラッピングをしてカットするだけで、一気にオシャレな食事に見えます。

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アラジンのグラファイトグリラーは3万4560円(税込)です。ホットプレートやグリル機に比べると少し割高ではあるものの、魚をふっくら焼き上げたいときや、みんなで食卓を囲んでバーベキュー気分を感じたいときにはぴったりのアイテムです。煙やニオイを気にせずに、“おうちバーベキュー”を楽しんでみましょう。

>> アラジン「グラファイトグリラー CAG-G13A」

 

(料理・文・写真/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。