高齢化が進む日本において、福祉車両(バリアフリー車両)の需要増加は一段と高まると見られている。新型車のデビューに合わせた福祉車両の設定は、国内メーカーは当たり前となってきており、その開発体制も強化し、より使い勝手がよく、優れた仕上がりの福祉車両が次々と登場してきている。

輸入車も今後は利用者の要求に合った福祉車両の設定が必要となってくるはずだが、そんなニーズに応えるべく、輸入車販売最大手のヤナセのグループ会社、ヤナセオートシステムズが福祉車両分野への参入を発表。全国のヤナセディーラーで販売を拡充する考えだ。

 

ひと口に福祉車両といっても車いす用リフト装備車や回転乗降シート車などその改造ノウハウは多岐におよぶ。そうした技術的な面や顧客ニーズへの対応では専門企業であるオフィス清水との提携でクオリティを確保し、改造に関しては板金塗装部門も持つヤナセ・オートシステムズが担当。また、公的な助成や優遇税制などの情報もユーザーに提供できるように体制を整え、質の高いサービスを提供していくことになる。

 

多くの輸入車ブランドを扱うヤナセの積極的な取り組みにより、プレミアムブランドならではの福祉車両の提供が可能となるはずで、そのラインナップに期待するユーザーも少なくないはずだろう。

 

ヤナセオートシステムズは、福祉車両コンセプト「バリアフリーな輸入車で、車のある人生をもっと長く」を掲げ、年内の事業開始を目指す。