ブラジル戦は後半41分からの途中出場だったMF遠藤航

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 10日のブラジル戦(1-3)で後半41分から途中出場した日本代表MF遠藤航(浦和)だが、アディショナルタイムを含めて10分足らずというプレータイムにはやはり物足りなさが募ったようだ。

「あっという間に終わった感じだった。でも、見るのとやるのとでは違う。今はもっと出場機会を増やしたい」

 とはいえ、収穫も少なくなかった。アンカーの前に2人のインサイドハーフを並べる中盤の構成で、ブラジルの選手が機能美を見せていたことに惹きつけられた。

「一人ひとりの能力が高く、そこに加えて組織としてのボールの動かし方があり、勉強になった。後ろに下がるときはフェルナンジーニョも落ちて顔を出してボールに触ったり、アンカーのカゼミーロは運動量はそんなに多くないけど、サイドに動きすぎず、間、間で受ける。特に攻撃の立ち位置を見ながらベンチにいた」

 後半は相手がかなりペースやメンバーを落としていると感じていたが、実際にピッチに入ると、やはりプレッシャーの速さを感じた。それも収穫だった。14日のベルギー戦(ブルージュ)に出れば、浦和の一員として臨む18日のACL決勝第1戦まで日がない。けれども「チャンスをもらえればもちろん100%でやるし、自分の力を出したい」。タフさも持ち味の遠藤は、覚悟を決めている。

(取材・文 矢内由美子)


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