ランニングするDF酒井宏樹

写真拡大

 10日のブラジル戦(1-3)から一夜明け、FWネイマールとのマッチアップで存在感を発揮した日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)だが、チームとして3失点を喫したという事実に「ショックを受けた」と吐露した。

「3失点という時点で僕はすごくショックだった。個人や局面で守れてもまったく別です。(チームとして失点を)ゼロに抑えることを目標に毎試合やっていますから」

 幸いなことに、無失点に挑戦するチャンスはすぐにやってくる。中3日で迎えるベルギー戦(ブルージュ)だ。「ここから切り替えて、ベルギー戦に向けてまた100%でいかないといけない。引きずっていたら1年間引きずってしまう」と自らを奮い立たせた。

 ベルギーは10日の国際親善試合でメキシコと対戦し、3-3の引き分けだった。この試合には3-5-2のシステムで臨んでいるが、相手がどんな形であれ、やるべきことは変わらない。

「僕らには型もないし、しっかり相手に合わせていくのが僕らのサッカー。試合に入ったらパターンはないので、ミーティングをしっかりしたうえで情報を得る。パニックにならないように、いろんな情報を集めるのが大事なのかなと思う」

 短時間で気持ちをフレッシュに切り替える作業は、W杯本大会でも必要になる可能性はある。それは酒井宏樹も承知済みだ。「(W杯の)グループリーグには最低でも1チームは強いチームがある。ブラジルのようなチームに勝たないといけないシチュエーションになる場合もあるし、どうしても勝ち点1が必要という状況になることもある」。ロシア大会に思いを馳せ、ベルギー戦を見据えた。

(取材・文 矢内由美子)


●2018W杯ロシア大会特集ページ