【警告】長崎=ファンマ(45分)、飯尾(66分) 讃岐=アレックス(83分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】前田悠佑(長崎)

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[J2リーグ41節]長崎 3-1 讃岐/11月11日(土)/トラスタ

【長崎 3-1 讃岐 PHOTO】長崎がクラブ史上初のJ1昇格を決める!

【チーム採点・寸評】
長崎 7
ハードワークをベースに守備は堅く、攻撃は人数を掛けて相手陣に侵入。27分に幸先よく先制するとゲームをコントロールし、62分に失点するも73分と82分の得点で一気に勝負を決める。全員が強い気持ちでプレーしており、クラブ史上初のJ1昇格に相応しい試合を披露した。
 
【長崎|採点・寸評】
GK
1 増田卓也 7
ハイボールへの反応とキャッチングに安定感。速攻と遅攻の判断も正確だった。1失点を喫したものの、守護神の名に恥じない堂々としたパフォーマンスだった。
 
DF
13 乾 大知 6.5(90+2分OUT)
ゴール前のスペースを見つけて侵入すると、チームを勢いに乗せる先制点をゲット。守備では相手攻撃陣の前に壁となって立ち塞がった。
 
4 郄杉亮太 7
派手さはないが、ミスのないパフォーマンスで最終ラインからチームを引き締める。よく声を出して守備を統率し、チャレンジを促すカバーリングで味方の早い出足を生んだ。
 
5 田上大地 6.5
集中力を維持して総じてプレーは安定。決して止まらず、相手の狙いに合わせて細かくポジションを修正する勤勉さも見事だった。
 
MF
6 前田悠佑 7
Man of The Match
ピッチを所狭しと走り回って広範囲をカバー。身体を張る様も“チームの魂”と呼ぶに相応しい。73分にはスタジアムを歓喜の渦へと誘う決勝弾を沈め、クラブ史上初のJ1昇格に華を添えた。
 
15 島田 譲 6.5(74分OUT)                                                                     
パスの発射台として左右にボールを散らして攻撃のリズムを作る。先制点のシーンでは見事なパスを飯尾に通して起点になった。
 
3 飯尾竜太朗 6.5
幾度もサイドライン際を上下動する姿はチームに勇気を与える。先制点を生んだクロスのみならず、右サイドからチャンスを作り続けた。
 
28 翁長 聖 6.5
気持ちのこもった溌剌プレーで全体に推進力を生む。82分にはトドメとなる3点目を決めて、22,407人が集まったスタジアムのボルテージを最高潮に上げた。
 
19 澤田 崇 6.5
狭いスペースを使うための身体の動きは一級品で、時間が経過するともに威力を発揮。ゴールこそなかったが、相手DF陣にとって厄介な選手だった。
MF
18 吉岡雅和 6.5(69分OUT)
献身的なプレスはもとより、相手陣を切り裂くドリブルでアクセントに。絶妙な間でパスを受けて寄せようとするDFをいなした。
 
FW
9 ファンマ 7
攻守に獅子奮迅の活躍。最前線でボールを収め、正確なパスを出し、ドリブルで敵陣へと侵入。27分にはニアに走り込んで潰れ役となり、乾の先制弾を呼び込ぶなどMOMの前田に匹敵する働きぶり。
 
交代出場
MF
20 中村慶太 6.5(69分IN)
吉岡との交代で69分からプレー。相手最終ラインと中盤の間のスペースに入り込むと、前線の新たな基準点として機能した。
 
MF
26 碓井鉄平 6.5(74分IN)
68分から途中出場すると監督の期待に応える3点目をアシスト。相手陣を深く抉って、正確なクロスを中央に送った。
 
DF
2 田代真一 -(90+2分IN)
試合をクローズする役目を担ってアディショナルタイムにピッチに立つ。プレー時間は短かったが、危なげなくタイムアップを迎えた。
 
監督
高木琢也 7
勝てばJ1昇格の決まる試合でブレることなく、ハードワークを基軸にした“長崎スタイル”を見せる。戦術を浸透させる手腕、交代策も素晴らしく、クラブをトップディビジョンへと導いた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
讃岐 5
開始早々から攻撃に迫力を欠いて、チャンスは単発。1点を返したものの、怖さはなくタイムアップ。守備は終盤まで集中力をよく保っていたが、不意に隙が生まれる瞬間があり、その穴を相手に突かれてしまった。
 
【讃岐|採点・寸評】
GK
1 清水健太 5.5
同点としてくれた味方の奮戦に応えられず3失点。ゴールを割られたシーン以外は安定していただけに、もったいないゲームとなった。
 
DF
22 武田有祐 5.5(84分OUT)
サイドに流れる2トップと右サイドハーフに入った西が眼前にいてノッキング気味。守備でもスライドし切れないシーンがあった。
 
32 イ・ジュヨン 5
決して臆さずに激しいデュエルで長崎攻撃陣に挑むが、上手くいなされてしまった印象。先制を許した場面ではカバーの判断を誤った。
 
25 岡村和哉 5
最終ラインから引き出されて生まれたスペースを使われて失点。ファンマの高さ、吉岡と澤田のアジリティに後手を踏んでいた。
 
31 アレックス 5
要所のプレーや危機察知はさすが。ただ、スピードのミスマッチを突かれ、対峙した飯尾に良質なクロスを上げられた。
 
MF
23 西 弘則 5.5(56分OUT)
トラップやパスなどで細かいミスが散見。戦術的な意味合いもあったが、56分に交代させられたのも仕方ない出来だった。
 
7 永田亮太 5.5
豊富なスタミナで縦横にピッチを走り回る。ただ、ボールを受けたあとのアイデアが足りずにチャンスをなかなか作り出せなかった。
 
10 高木和正 5.5(35分OUT)
大きなミスのない堅実なプレーを披露していたが、裏を返せば大胆さに欠ける。見せ場を作れないまま、35分に無念の負傷交代となった。
 
5 渡邉大剛 5
スタートは左サイドハーフ、途中からボランチにポジションを移す。チームのバランスを気にし過ぎて攻撃での良さを出し切れなかった。
 
FW
11 馬場賢治 6
2トップの一角として前線から懸命にチェイシングし、長崎に簡単にビルドアップを許さず。62分には相手DFとの駆け引きに勝って一時同点となるゴールをアシスト。
FW
13 木島徹也 6
守→攻へのトランジションは抜群だが、ボールがなかなか出てこない。スペースを見つけると長い距離を走ってチーム唯一の得点を挙げた。
 
交代出場
FW
29 森川裕基 5.5(35分IN)
高木の負傷によって35分にスクランブル発進。チャンスに絡めずも、必死にボールを追い続ける姿は素晴らしかった。
 
DF
6 市村篤司 5(56分IN)
自身の投入で守備の強度が一時的にアップするも、時間を経過するごとに大きくなる穴を塞ぎ切れず、決壊を許してしまった。
 
MF
15 綱田大志 -(84分IN)
2点ビハインドとなってから投入されるも、攻守に新たな刺激を入れられず。スコアを動かせないまま、終了の笛を聴いた。
 
監督
北野 誠 5
35分に高木が負傷したエクスキューズは残るが、リードされてから立て直せなかった点を踏まえて厳しく評価。交代策もハマっていなかった。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。