先制点を挙げた乾大知

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[11.11 J2第41節 長崎3-1讃岐 トラスタ]

 2013年からJ2リーグに参入しているV・ファーレン長崎がJ1昇格を決めた。11日、トランスコスモススタジアム長崎でJ2第41節が行われ、カマタマーレ讃岐と対戦を3-1で下した。この結果、1試合を残して3位福岡との勝ち点差が4となり、長崎のJ1自動昇格圏内の2位が決定。来季のJ1昇格が決まった。

 長崎(勝ち点74)とJ1自動昇格圏内の2位を争う3位名古屋(勝ち点72)は、千葉に完封負けを喫して勝ち点を得られず。名古屋と勝ち点で並ぶ4位福岡は、松本と1-1で引き分け、勝ち点を『73』に伸ばした。この結果、長崎は福岡と勝ち点1差となり、この試合で勝利すればJ1自動昇格圏内の2位が確定する状況でキックオフを迎えた。

 ホーム最終戦でJ1昇格を決めたい長崎は、長短のパスを織り交ぜてサイドから讃岐守備陣を揺さぶり、ゴールに迫った。前半12分のMF島田譲の左足シュートは相手に当たって枠を外れたが、27分にスコアを動かした。島田のスルーパスで右サイド深くまで侵入したMF飯尾竜太朗がクロスを供給。ニアでFWファンマがつぶれ、ゴール前に走り込んでいたDF乾大知が体に当たって押し込み、先制に成功した。

 讃岐としてもJ2残留が決まる重要な一戦。今節を含めて降格圏21位の山口との勝ち点差は『4』となっており、勝てば明日の山口の結果に関係なく残留が決まる。引いて守る時間が長い中、セットプレーから得点を狙う讃岐は、前半4分にFKからDFイ・ジュヨンがヘディングシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。36分には、MF高木和正を下げてFW森川裕基をピッチに送り込んだ。

 試合を優勢に進める長崎は後半5分、大きなサイドチェンジから左サイドでボールを受けた乾がクロスを上げ、ファンマがヘディングシュート。8分にも、ハーフェーライン付近でのインターセプトからペナルティーアーク左手間でボールを受けたファンマが右足でコントロールショットを放ったが、横っ飛びしたGK清水健太の手をかすめて右ポストに嫌われた。

 流れを変えたい讃岐は後半11分、MF西弘則に代えてDF市村篤司を投入。すると、17分に同点に追いつく。左サイドでFW馬場賢治が対峙した相手をかわしてクロスを送ると、タイミングよくゴール前に走り込んだFW木島徹也が右ポスト内側に当てながらもゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 同点とされた長崎は、J2参入の2013年から指揮する高木琢也監督が動く。後半24分、MF吉岡雅和を下げてMF中村慶太を投入。すると28分、右サイド深くからファンマがクロスを入れ、中村が競ってこぼれたボールをMF前田悠佑が右足シュート。インサイドで丁寧にゴール右隅に流し込み、2-1とした。

 JFL時代を知るクラブ最古参となった前田のゴールで再びリードを奪った長崎は後半37分、右サイドから途中出場のMF碓井鉄平が低い弾道のクロスを供給。ニアに飛び込んだファンマは合わせることができなかったが、中央に走り込んだMF翁長聖が押し込み、3-1とリードを広げた。その後はスコアは動かず、試合終了のホイッスルとともにスタジアムに歓喜の声が響き渡った。


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