いつも同じご飯の量や、ドッグフードによって決められた量を与えているはずなのに、なんだか愛犬が太ってきた気がする。。。とお悩みの飼い主さんはいませんか。

犬には太りやすくなる年齢や時期というのがあります。その時期のご飯の与え方には工夫が必要なのです。今回は「犬が太りやすくなる年齢や時期」について紹介します。

犬が太る理由

犬が太る理由として考えられるのは、まずは「ご飯の与えすぎ」ですよね。あとは「運動不足」というのも考えられるかと思います。しかし、ご飯も運動も、年齢や犬種に合わせて適切な量を与えているはず。それなのに太ってきたというワンちゃんもいるのではないでしょうか。

犬はもともと猫などに比べて太りやすい動物だといわれています。一説には群れる動物のほうが、単独で狩りをする動物よりも太りやすいんだそう。犬は群れで暮らすことで「狩られる可能性が低く」、群れで狩りをするため「我先に食べられるだけ食べておく」といった習性があります。これらの要因はある意味、犬が太ることに対しての制御をなくしているのです。そのため、単独で狩りをするような猫とは違い「一度にたくさんの量を食べることができる」のだそうです。

もちろん犬にも満腹中枢はありますが、我先に食べる習性は「早食い」となるため、満腹中枢が刺激されるまでに長時間がかかるのです。結果として、一度に大量食べてしまいがちなのです。

なお、犬が太っているかを確かめる一番簡単なチェックは「犬の肋骨を触り、骨が分かるか」だといわれています。犬種にもよりますが、触っても骨が全く分からない場合は、太っている可能性が大いにありますので注意が必要です。

犬が太りやすい年齢や時期

ご飯の食べすぎでも、運動不足でもないはずなのに太っている。そういった時はもしかしたら「犬が太りやすい年齢や時期」なのかもしれません。

1歳過ぎから

「基礎代謝が衰える」1歳を過ぎたあたりから太りやすくなります。犬の成長期は小型犬・中型犬だと1歳あたりまで、大型犬だと1歳半〜2歳あたりまでだといわれています。この1歳を過ぎたあたりから、基礎代謝が衰え始めるため、太りやすいといわれているのです。人間も成長期を過ぎたあたりから基礎代謝が衰え、太りやすくなりますよね。「中年太り」などと呼ばれることもあります。

犬の成長期は子犬から成犬となる時期です。つまり、最も成長するのがだいたい1歳までなのです。もちろん1歳を過ぎてもまだまだ若い犬ではありますが、食事管理を怠ると肥満に繋がってしまいます。犬の大きさによりますが、成長期が過ぎたら食事の量や内容を変える必要があることを覚えておいてください。

去勢・避妊後

成長期以降と同じく気を付けたいのが「去勢・避妊後」です。不妊手術で生殖器官を取り除くことでホルモンバランスが崩れます。その影響で様々な症状が現れるといわれています。その中の例として「食欲旺盛になる」「消費エネルギーが減少する」といったものがあります。

不妊手術後に食欲が異常に増加したと聞くことがありますよね。また、生殖機能を取り除くことで、身体の消費エネルギーが30%程落ちるといわれています。消費エネルギーが落ちるということは、手術前と同じ量を与えてしまうと太るということになります。食事の「量は変えず」に「回数を増やす」「運動量を増やす」といったことで、飼い主さんがコントロールしてあげましょう。

まとめ

犬は人間と違い、自分で食事の量や内容をコントロールすることはできません。そのため太らせるのは100%飼い主さんの不注意です。逆に言えば、飼い主さんがしっかりとコントロールすることで、愛犬の健康管理もできるのです。

愛犬の年齢や大きさ、不妊手術の有無や普段の様子をよく観察して、都度、愛犬の状況に合った食事の内容や量を選択してあげましょう。