1999年創業の不動産会社「とまとハウジング」は、沖縄県内の軍用地や中古住宅などの売買が専門。ここでは人間の社員9人のほか、2匹のねこが働いている。代表取締役の川端ゆかりさんが飼う茶トラの「二代目チャイ部長」と、サビ柄の「ぴぃちゃん」だ。

 なぜチャイ部長が二代目かというと、同社には川端さんが長年、連れ添ってきた「初代チャイ部長」がいたから。

「初代は17年前に保護しました。1年ほどして会社の経営が軌道に乗ってきたので『営業部長』に任命したところ『ねこの部長がいる不動産屋さん』と話題になったんです」(川端さん・以下同)

 さらに2009年、川端さんはもう1匹のねこを保護。それがぴぃちゃんだ。2匹のおかげでねこ好きのお客が得意先になってくれるだけでなく、優秀なねこ好きスタッフも集まるようになった。

 だが、初代チャイ部長は2016年4月、16歳で天国へ。悲しみに暮れていた川端さんに、ねこの保護活動をしている友人が紹介してくれたのが、二代目チャイ部長だ。子ねこだったが、柄は初代とそっくりだった。

「生まれ変わりじゃないかと、運命を感じました。2016年5月に “入社” して、一日で『営業部長』になりました(笑)」

 二代目はまだ1歳とあって甘えん坊。棚から棚へジャンプするとき、足を踏み外して落ちることもあり、ねことしては少々、どんくさい。

 しかし、ぴぃちゃんとともに社員が働くデスクの上を闊歩したり、パソコンのキーボードの上で居眠りしたり。仕事を手伝っているのか邪魔しているのかわからないが、スタッフの癒やしになっていることだけは間違いない。

「初代は、いまも私たちを見守ってくれていると思います。二代目もマスコット的な存在として、これからも活躍してくれたら」

(週刊FLASH 2017年8月8日号)