宮原知子、エフゲニア・メドベージェワ【写真:Getty Images】

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GPシリーズ第4戦NHK杯、11か月ぶり出場の全日本女王・宮原が日本人最上位

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は11日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の世界女王エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が合計224.39点で初戦ロシア大会に続き、連勝を飾った。左股関節疲労骨折から11か月ぶりの復帰戦となったSP6位の宮原知子(関大)は191.80点で日本人最上位の5位。SP4位の本郷理華(邦和スポーツランド)は187.83点で7位、SP8位の白岩優奈(関大クラブ)は171.94点で8位だった。

 日本勢トップを切って5番手で登場したのは、SP8位の白岩。冒頭の3回転の連続ジャンプは見事に決めた。後半のダブルアクセルの着氷時に手をついたが、初のシニアGPを堂々と演じ切った。得点は114.60点。続いて7番手で滑走したSP4位の本郷は後半の連続ジャンプで氷に手を着き、2本目を跳べないなどミスが出て、得点は122.00点となった。

 9番手で登場した宮原は冒頭の3回転ループを着氷。しかし、3回転フリップが2回転に、後半もジャンプも抜けた。3連覇した昨年12月の全日本選手権以来の大会となったが、4分間のフリーをしっかりと演じ切った。得点は126.75点。演技後は少し安心したように笑みを浮かべ、11か月ぶりの復帰戦をまずは無事に終えた。

 日本勢は平昌五輪の出場枠は「2」。今回出場した面々に加え、樋口新葉(日本橋女学館高)、三原舞依(シスメックス)、本田真凜(関大高)らで狭い門を巡り、熱い争いを繰り広げる。いったい、誰が権利を掴むのか。来月の全日本選手権は注目の戦いとなりそうだ。

 優勝はメドベージェワ。冒頭の連続ジャンプで転倒するという珍しいミスが出たが、後半にかけて修正。世界女王の本領発揮とはいかなかったが、初戦のロシア大会に続き、連勝を飾った。