cap/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦ではチアガールSuperGirlsが仮装して登場。彼女たちもアリーナの主役!

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B.LEAGUE(以下Bリーグ)が開幕しておよそ1ヶ月半。早くもレギュラーシーズンの約1/4が消化した。そこでシーホース三河のここまでを振り返ってみたいと思う。

通算1000得点を記録した金丸晃輔選手。「家で祝い事はしましたか?」と聞くと「いつも通りでしたよ」と照れ笑い

まずは破竹の12連勝(11月9日現在)を達成。開幕戦で栃木ブルックスに敗北を喫したが、以降は連勝街道をまっしぐら。「開幕戦は気合いが空回りして負けてしまいましたが、それからは練習も試合も危機感を持って臨めています。(敗北が)僕らにとっては良かったかもしれません」と鈴木貴美一ヘッドコーチは振り返る。勝ち方を知るチームにとって、結果的に良いスパイスとして作用したようだ。

今年のシーホース三河のバスケは内容も濃い。13試合を消化して総得点1129は堂々のリーグ1位!10月28日・29日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では、2戦続けて100点ゲームを記録した。

「(開幕前に考えていたバスケが)実現できている手応えがあります。日本人選手は小さい頃から走るバスケを経験しています。ただ、走りっぱなしのバスケが向いていない選手もいる。従来のハーフコートバスケットに加えて、トランジション(攻守の切り替え)を増やしていこうと。(選手を)走らせるバスケをやることでディフェンスが甘くなる部分はありますが、良いオフェンスの形ができているのでは」(鈴木貴美一ヘッドコーチ)

速攻に3Pにダンク。得点がたくさん入る面白いバスケが観戦できる。それが今シーズンのシーホース三河!

イベントにも目を向けていきたい。定番の餅まき・菓子まき大会はもちろん、多彩なゲストの招へいや、ハロウィンでは仮装で登場するSuperGirlsなど、あらゆる手で楽しませてくれる。ホーム開幕戦で実施したアンケートでも、ブースターから「昨年よりアリーナ内が進化している」との声が挙がっていた。足を運んでいない方は活気あるアリーナの雰囲気をぜひとも体験してもらいたい。

ポジティブなニュースも多い。金丸晃輔選手が日本人初のBリーグ通算1000得点を記録。頼れるオフェンスマシーンは今年も健在だ。また、11月24日(金)から「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」が開催され、日本代表候補選手の予備登録メンバー24名の中にシーホース三河から橋本竜馬選手、 比江島 慎選手、金丸晃輔選手の3名が選出された。最終メンバー12名は大会直前に発表される。これは2020年の東京オリンピック出場権獲得に影響してくる、非常に重要な大会だ(バスケットボールに関しては東京オリンピックに出場できるかどうかは今後の結果次第。出場はBリーグおよび日本のバスケ界の未来を占う上で超重要事項!)。

と、ここまでシーホース三河は絶好調。連勝記録に話を戻すと、焦点はどこまで伸ばせるか。昨シーズン、シーホース三河は13連勝を達成。11月11日(土)・12日(日)にアウェイで行われる、新潟アルビレックスBB戦に連勝すれば記録更新となる。そして前半戦の山場になるであろう、アルバルク東京戦が12月2日(土)・3日(日)に控えている。これは見逃せないビッグマッチ!好ゲーム必至のカードが並ぶ11月・12月、シーホース三河を応援しに行こう!【ライター/シックスマン】