J2福岡、“自動昇格”へ痛恨ドロー 終盤に松本に追いつかれ1-1 長崎勝利なら3位以下確定

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山瀬のボレー弾で先制もパウリーニョの一撃に沈む

 来季のJ1昇格を目指し熾烈な「2位争い」を繰り広げているアビスパ福岡は11日、J2リーグ第41節でホームに5位松本山雅FCを迎え、前半42分に生まれたMF山瀬功治のゴールで先制も、後半39分に松本のMFパウリーニョに同点ゴールを奪われ、1-1の引き分けに終わった。

 これで福岡は勝ち点を「73」に伸ばすにとどまり、19時キックオフの試合でV・ファーレン長崎がカマタマーレ讃岐に勝利すれば、3位以下が確定し、自動昇格を逃すことになった。

 前節で湘南ベルマーレに2-1で勝利し、4試合ぶりの白星を手にした福岡は、2位長崎と勝ち点「2」差、3位名古屋グランパスと同勝ち点の4位で今節を迎えていた。快晴の本拠地レベルファイブスタジアムに迎えた5位松本も、6位以上に与えられるJ1昇格プレーオフ出場権を巡る争いを繰り広げており、ともに勝ち点3獲得を目指す両者が激突したこの一戦は、序盤から緊迫した展開となった。

 開始早々の前半2分には、松本のMF武井択也の強烈なミドルがクロスバーを直撃。その後も一進一退の攻防が続くなか、スコアを動かしたのはホームの福岡だった。同42分、左サイドからDF亀川諒史がクロスを供給すると、中央で山瀬が左足ボレーで合わせてゴールネットを揺らし、1-0と先制した。

 後半はホームの福岡が主導権を握るなかで、同14分にFW仲川輝人がドリブル突破からシュートを放つも、松本のDF飯田真輝がブロック。さらに同30分にはFWウェリントンが決定的な2本のシュートを放つが、松本GK鈴木智幸の渾身のセーブに阻まれ追加点を奪えなかった。

 すると松本に痛恨の同点弾を奪われてしまう。同39分、MFパウリーニョにミドルシュートを叩き込まれ、試合はこのまま1-1で終了した。

 この結果、福岡は勝ち点を「73」に伸ばすにとどまり、同時刻にキックオフされたゲームで名古屋が敗れたため、3位に浮上。だが、19時キックオフの試合で長崎が讃岐に勝利すると3位以下が確定し、自動昇格の望みは断たれることになる。

 一方の松本は起死回生の同点弾で勝ち点1を上乗せしたが、昇格プレーオフ圏内を争う徳島ヴォルティス、東京ヴェルディがともに勝利したため、勝ち点「1」差の7位に転落。最終節に全てをかけることになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images