デスクワークが多く下を向きがちな現代人に多い「猫背」。これは便秘を招く要因の一つです。どんなに普段から食生活や生活習慣に気を使っていたとしても、猫背でいるだけで便秘になるリスクが高まってしまいます。この記事では、どうして猫背が便秘に繋がるのかについてご説明していきます。

猫背だと内臓の位置がずれてしまう

猫背でいると、身体が曲がった状態になってしまいます。内臓は真っ直ぐな姿勢でいるときは通常通りの位置にいますが、もし猫背のように曲がった姿勢でいると、どうしても内臓の位置がずれてしまうのです。内臓がずれると腸が圧迫されるようになって、腸内環境が悪くなったり消化機能が低下したりしてしまいます。その結果、排便がスムーズにいかず便秘になってしまうのです。女性であれば卵巣や子宮などの内臓器官も圧迫してしまって、便秘に拍車をかけてしまいます。

自律神経が乱れてしまう

胃腸の活動は自律神経に大きく左右されていて、自律神経はホルモンバランスの分泌やストレスに強く影響を受けています。猫背になると、首も下を向いた状態が多くなります。こうして首のあたりが曲がってしまうと、脳に栄養を送っている脳脊髄液の循環が悪くなってしまいます。そのため自律神経の活動にも乱れが生じてしまうのです。よく「猫背がうつ病や自律神経失調症の要因になる」という意見がありますよね?これには、猫背が自律神経のバランスを乱すことがかかわっていたのです。

全身の血流が悪くなる

猫背でいると、全身の血流が悪くなってしまいます。背筋のまっすぐな姿勢と比べて、猫背は身体が折れ曲がった状態です。そのため血液の循環も悪くなってしまい、全身にまんべんなく血液が巡ることがなくなります。血流が滞ると体温が低下したり内臓器官の働きが鈍ったりして、便通の妨げになってしまうのです。また、血流が下がると代謝活動も低下し、便秘に繋がる要因をつくってしまうため要注意です。

座りっぱなしの人は猫背に要注意!

猫背は座りっぱなしでいる人に多く見られます。座っていると自然と前かがみになり、首も下がって猫背になってしまうのです。猫背の傾向が見られる人は、定期的に立って運動してみましょう。軽く身体を伸ばすストレッチでも構いませんし、気分転換にウォーキングをしても良いですね。運動をすると筋力がつき、背筋や腹筋で良い姿勢を保てるようになりますよ。


writer:さじや