10月7日(土)からスタートした、スヌーピーミュージアムの特別展。そのテーマは「Love is Wonderful-恋ってすばらしい。

今までも、PEANUTSの展覧会はたくさん開会されてきましたが、登場人物の恋愛模様だけにスポットを当てたのは、日本では初めてのことなのです。

1ヶ月が経ち、未だに入館の列は長くできているものの、少し混雑具合は落ち着いたように思います。11月からは、期間限定のクリスマスバージョンの装飾。12月もまた混みそうなので、ちょうど今くらいがオススメです。

Photo© Peanuts Worldwide LLC

ほとんどの人が、スヌーピーというキャラクター自体を知っていると思うけれど、その可愛らしいビジュアルとは裏腹に、ストーリーやセリフが辛辣であることは、意外と知られていないのではないでしょうか?

シュルツ氏が描くPEANUTSの恋模様は、そのほとんどが実らず、切ない結果に終わるのです。

たとえば、ピアノ一筋のシュローダーに恋をしている女の子、ルーシー。

Photo by © Peanuts Worldwide LLC

「私のこと愛してる?」
「いいや、愛してないよ」
「ほんのちょっとでも気に入ってるってわかれば、私幸せになれるわ…
別に、無理して愛する必要なんてないんだけどね」

「そうか!それはよかった!」

SNOOPYのもっと気楽に<好きになったら>より引用

このように、バッサリ“脈なし”を告げられ続けているのです。何度気持ちを伝えても、シュローダーはそっけない。

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謎の多い女の子、リディアに恋したライナス。嘘を吐かれたりおちょくられたり、一向に振り向いてもらえずに泣き出してしまいます。

「ぼくは彼女にメロメロなのに!」

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上の4コマでは、チャーリブラウンに結婚の報告をして、さぞかし幸せそうなスヌーピー。ですが、実は結婚前日に兄のスパイクに婚約者を奪われてしまい、悲嘆にくれる結末が待っています。

誰かに愛されているから、
「恋」ができる。

繰り返しになるが、PEANUTSの恋物語の結末には、望んでる異性とのハッピーエンドは待っていないことが多い。けれどいつだって、なぐさめてくれたり、変わらずそばにいてくれる家族や友達がいるのです。

時には泣きついたり、時には八つ当たりしたり。恋の先にも後にも、誰かからの「愛」がある。

チャーリーブラウンが想い人のことばかり考え、野球の試合に負けてしまったある日、こんなセリフをつぶやいていました。

「恋をしてれば、幸せになるはずなのになぁ」
「どこでそんな考え仕入れたの?」
「こんなに厄介なものだとは、知らなかったよ…」

恋はむずかしい。のびのびと生きているようで、彼らなりに、ちっともうまくいかないラブストーリーを辿っては、自分の愚かさや弱さにぶつかっていく。そこには、大きな失恋を経験したシュルツ氏の哲学が詰まっています。

今回展示されている原画は、たっぷり80点以上。PEANUTSの彼らから、直接恋や愛を学べるのは、2018年4月8日(日)までですよ。

【チケットはこちらから】

 

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SNOOPY MUSEUM 特別展
「Love is Wonderful-恋ってすばらしい。」
住所:東京都港区六本木5-6-20
アクセス:東京メトロ六本木駅より徒歩7分
     麻布十番駅より徒歩10分
営業時間:10:00〜20:00(入場は19:30まで)
開会期間:2017年10月7日〜2018年4月8日
電話番号:03-6328-1960
定休日:年末年始12月31〜1月2日

Reference:@alessandracoscino
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