羽生結弦、ジェイソン・ブラウン【写真:Getty Images】

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欠場の羽生へ、親日家の元全米王者がキスクラで“ひらがなエール”、SNSでも…

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)第4戦NHK杯は10日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)が前日練習で負った右足の負傷により棄権。SP3位のジェイソン・ブラウン(米国)は、演技後のキスアンドクライで羽生へひらがなのメッセージを掲げた。ファンに感動を呼んだシーンをSNSでも掲載。さらに、日本語で再びエールを送り、ファンから「ありがとう」「感動しました」と感謝と感激の声が殺到している。

 ブラウンはSPの演技後、キスアンドクライで行動に出た。カメラに向かって1枚の紙を掲げた。「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!!」とひらがなで記し、「ジェーソン」と名前も記載。親日家で知られ、日本語を勉強している元全米王者の温かいメッセージはファンに感動を呼んでいた。

 演技後はツイッターとインスタグラムを更新。両手で紙を掲げたシーンの画像を自ら掲載している。さらに「ゆずる選手がいない大会はいつもと雰囲気が違った。。。」とSPを振り返り、「早く良くなりますようにお祈りしています。」と改めて羽生に対し、メッセージを送っていた。

 ブラウンの心遣いにファンからも「ジェイソン優しい」「ありがとう」「感動しました」「その言葉に感動と優しさがあふれてます」と感謝と感激の声が殺到し、ツイッターとインスタグラムを合わせ、3万以上の大反響を呼んでいた。ともにリンクで戦う戦友からも思いを受けた羽生。一日も早い回復を願うばかりだ。