ブラジルはメガクラブの主軸がスタメンに名を連ねた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[親善試合]日本1-3ブラジル/11月10日/リール(フランス)
 
【ブラジル代表・総評】

VARによるPKで先制後、冷静に試合を進めながら追加点を決め前半で試合を決めた。ボール奪取後に複数の選手が攻め上がって決めた3点目など、チームとしての攻撃の形も再確認。セットプレーから失点も危なげなくテストを終えた。
 
【ブラジル代表|採点&寸評】
GK
1 アリソン 6(HT OUT)
大迫が抜けたシーンでは飛び出してクリア。特に大きなピンチもなかった。
 
DF
22 ダニーロ 6
3点目は正確なクロスでファーサイドのジェススを捉えた。攻め上がりは多くなかったが、日本の左サイドにも冷静に対応しチャンスを作らせず。
 
14 チアゴ・シウバ 6
後方からのビルドアップ時に詰められた際もそつなく対応。中盤に下がってボールを受ける大迫も離さなかった。
 
4 ジェメルソン 5.5
ボール保持時は他のCBと比べやや見劣りするも、前方のカゼミーロをうまく使いながら無理をせずに落ち着いて対応した。
 
12 マルセロ 6.5(59分OUT)
機を見た攻め上がりで左サイドを落ち着かせた。密集エリアでの冷静さ、テクニックはサイドバックの域を超えている。右足でのシュートも圧巻。

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MF
18 ジュリアーノ 6(80分OUT)
帰陣のスピード、運動量で貢献。対面の山口に詰められてもカゼミーロ、チアゴ・シウバとの連係でミスなく仕事をこなした。
 
MAN OF THE MATCH
5 カゼミーロ 7
CBの前にポジションを取り、1対1、球際の局面でのさすがの強さを見せた。中央エリアでのプレゼンス、後方からの落ち着いたつなぎ、ミドルレンジの正確なキックと替えのきかない存在。
 
17 フェルナンジーニョ 6
インサイドハーフで無理に攻め上がることなく、守備に軸足を置いたパフォーマンス。遅攻の際など選択のミスがなく、高いインテリジェンスを見せた。
 
19 ウィリアン 6(71分OUT)
右サイドで細かなテクニックを見せ日本を翻弄。長友の攻撃参加にもサボらずに自陣深くまでついていくなど、守備面での献身も見せた。
 
FW
9 ガブリエウ・ジェスス 6.5(58分OUT)
9番の位置に固定することなく、左右前後に自在に動きながら、勝負どころではエリア内で仕事。PK獲得、3点目など決定的な仕事を見せた。
 
10 ネイマール 6(71分OUT)
先制点となるPKを決め試合の流れを引き寄せる。2本目のPKは止められるも、以降も随所に技巧を見せ沸かせた。日本守備陣の警戒もあり自由にプレーする場面は少なかったが、前を向いた時の軽やかさと存在感はやはり格別。
 
交代出場
GK
16 カッシオ 6(HT IN)
後半から出場。試合終了間際の浅野のシュートは距離とコースを考慮してもキャッチできたか。失点場面は責任なし。
 
FW
25 ジエゴ・ソウザ 5(58分IN)
前線で身体を張りポストワークもチャンスには絡めず。
 
DF
6 アレックス・サンドロ 5.5(59分IN)
裏を狙う浅野の動きをケアし、1対1でも無難な対応。後半ロスタイムのフリーでのヘディングは決めるべきところ。
 
FW
24 タイソン 5.5(71分IN)
右サイドからボールを運び、裏に走り抜けるなど積極性は見せたがチャンスは作れず。
 
FW
7 ダグラス・コスタ 5(71分IN)
左サイドを押し上げたかったが対応され目立てず。
 
MF
8 レナト・アウグスト -(80分IN)
出場時間短く採点なし。
 
監督
チッチ 6
CB、インサイドハーフと、テスト色の強いメンバー構成で結果も手にした。日本の攻撃をいなしながら決定機を作らせず無理に攻め入るシーンもなく、大人の試合運びも。新戦力を試せたことはプラス。

取材・文:豊福 晋

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。