バヒド・ハリルホジッチ監督

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[11.10 国際親善試合 日本1-3ブラジル リール]

 バヒド・ハリルホジッチ監督が「現段階で世界で一番強いチーム」と位置付けたブラジル代表戦は前半だけで3失点を喫する厳しい展開となった。

 立ち上がりにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によってDF吉田麻也がPKを取られ、前半10分、FWネイマールに先制点を沈められる。さらに前半16分、2度目のPKを献上すると、指揮官は口をあんぐりと開き、呆然とした表情でピッチを見つめた。GK川島永嗣がギリギリまでネイマールの動きを見て横っ飛びで見事にストップしたが、その後も個人技を抑えられず、2失点を喫した。

 ハリルホジッチ監督は「残念な前半だったと思う」と率直に振り返り、「ブラジルを見て少し驚いてしまった部分があったかもしれない。その中で我々がブラジルにチャンスを与えてしまったような形があって、ブラジルはそこをうまく突いた」と指摘した。

 しかし、日本も後半、一矢報いた。0-3で折り返した後半はプレスを強め、交代策から徐々に流れを引き寄せると、後半18分、CKからDF槙野智章が1点を返した。06年ドイツW杯のグループリーグ最終戦(1-4)以来、約11年ぶりとなるゴール。そのままでは終わらせなかった。

 FW杉本健勇のシュートは惜しくもオフサイド判定で追加点とはならなかったが、息のあった連携からブラジルを相手に最後まで攻め込む姿勢も見せた。指揮官は「後半を見れば私たちも勇気付けられた。後半だけを見れば我々が勝った。そういう風に考えなければならない」と強気に話すと、「改善できるところはまだまだたくさんある」と前を向いた。


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