現代サッカーでは後方から攻撃を組み立てるため、ゴールキーパーにもボールを扱う技術が求められる。

 

だからこその悲劇、いや喜劇というべきなのか……4日に行われたドイツ・ブンデスリーガの第11節ボルシアMG対マインツで、伝説的な珍プレーが生まれた。

前半終了間際、味方のバックパスを受けたマインツGKロビン・ツェントナー。今季2試合目の出場を果たした23歳は、どこへパスを出せば次の攻撃を円滑に進められるのか、顔を上げて周囲を伺っていた。“事件”はすでに始まっていたにもかかわらず……。

 

「よし、あそこだな」

 

相手選手がプレッシャーをかけてくるなかで颯爽とパス。ところが、足元にボールがない!

 

なんとツェントナーは、トラップしたボールが後方に転がっていることにまったく気付いていなかったのだ。迅速なリカバーで失点こそ逃れたが、これはちょっと、いや、かなり恥ずかしい……。

 

かつて元日本代表MF中田浩二がマルセイユでのデビュー戦、雪が降り積もるなかで似たようなプレーをしてしまい、今でも語り草となっている。残念ながらツェントナーも当分は“空振り”をネタにされてしまうこと間違いなしである。

 

ちなみに、マインツはこの試合の4日後、ツェントナーとの契約を2021年6月まで延長したことを発表。

今回の珍プレーは幸いにも契約延長に影響しなかったようだ。良かった!