歯磨きは身だしなみの一つとして、仕事場でも食後の歯磨きを欠かさないという方は少なくないでしょう。しっかり歯磨きをしているのにもかかわらず、なぜかできてしまう虫歯。虫歯ができるのは、通常の歯ブラシだけでは歯の汚れを落としきれていないからかもしれません。そこで完璧な虫歯予防を目指して是非おすすめしたいのが、歯ブラシとともに歯磨きの補助アイテムを使うことなのです。

歯ブラシだけでは歯の汚れは落としきれない

毎食後の丁寧な歯磨きが、虫歯や口臭などのお口トラブルの予防となることは、今ではよく知られたことですよね。でも通常の歯ブラシ(正しく洗えている?清潔を保つ歯ブラシの手入れ方法)だけで歯磨きをしても、歯の汚れは全体の60%ほどしか落とせないと言われます。残りの40%は歯と歯の隙間や歯の裏などの、通常の歯ブラシでは届きにくい場所に残ってしまいます。こうして残った汚れはどんどん溜まっていき、やがて虫歯が起こる原因になるのです。

補助アイテムの使用で歯の汚れをより除去する

食べ物のカスなど歯に溜まっていく汚れはプラーク(歯垢/しこう)と呼ばれます。プラークの中にいる細菌は酸や毒素を出しながら歯を溶かしていきます。放っておくと歯周病となるのは、やがて細菌が歯と歯肉の間に入り込んでいき、歯の根元から溶かしてしまうからです。
虫歯や歯周病を予防するには、できるだけ早く歯についたプラークを除去することが肝心です。歯についたばかりのプラークは歯ブラシで落とせます。しかし歯磨きとはなかなか難しいもので、歯の裏や奥の方など、歯ブラシでは磨きにくい場所が少なくありません。こうした問題を解決してくれるのが、デンタルフロスなどの歯磨きの補助アイテムです。歯ブラシだけではなく補助アイテムを使用することで、歯の汚れが落ちる率は約85%までアップすると言われています。

歯磨きで使いたい補助アイテム3つとは

せっかく歯磨きをするのであれば、完璧と言えるくらいしっかり歯の汚れを落としたいですよね。そこで歯磨きの時にぜひ使いたい補助アイテムを3つご紹介しましょう。

●デンタルフロス

デンタルフロスは歯と歯の間の汚れを取るものです。糸のみ、または糸に柄がついたタイプがあります。糸で歯の表面をなぞりながら汚れをかき出すほか、歯肉と歯の隙間の汚れもデンタルフロスでかき出すことができます。

●歯間ブラシ

柄の先に小さな縦長のブラシがついたものです。歯間ブラシもデンタルフロスと同様、歯と歯の間を磨くものですが、特に歯肉に近い部分を磨くのに適しています。隙間の大きさに合わせてブラシの大きさを選ぶことが可能です。

●タフトブラシ

長い柄の先に、ちょうど直角になるようにしてブラシがついています。通常の歯ブラシと違って小回りがきくため、歯の裏や奥などに簡単に届き、磨き残しが少なくなります。

これらの補助アイテムは歯医者で購入できるほか、スーパーや薬局の歯ブラシ売り場で見つけることができます。歯磨きの際にあれこれと補助アイテムを使うのは面倒、という方は、毎日夜だけでも使うようにしてみましょう。そうするだけでも虫歯になる確率がぐんと下がりますよ。(予防歯科って?歯医者は虫歯になる前に行こう!)


writer:Akina