4アンダーで上位発進を決めた大出瑞月(撮影:鈴木祥)

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<伊藤園レディスゴルフトーナメント 初日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(6,741ヤード・パー72)>
昨年プロテスト合格のツアールーキー、大出瑞月が6バーディ・2ボギーの“68”でラウンド。初日を4アンダー4位タイでホールアウトした。
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「今日はショットが安定していました。アプローチをやったのが1回だけだから、17ホールパーオンしたことになります」。先々週の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディス」でコーチと一緒にスイングを見直したことが、好結果につながった。
「実は体重の乗せ方が分かっていなかったんです。バックスイングでしっかり右股関節に体重が乗っていませんでした。そのせいで上体が右に流れてしまい、スイングが乱れていました。切り返しも、修正しました。時計でいうと11時のあたりで切り返すイメージに変え、ミート率が上がっています」。早めに切り返すことでコンパクトなスイングになり、ショットの精度が上がっているという。
ジュニア時代は全国レベルの大会に出場はするものの、注目されるような存在ではなかった。高校を卒業して受けたプロテストに一発合格。今年のツアー出場権をかけたQTで好成績を残し、今季はレギュラーツアーにフル参戦している。
「予選落ちを繰り返してきましたが、コースマネジメント、練習のやり方、試合での気持ちの持って行き方など、たくさんのことを今年は学んできました。明日からもどこまでできるか分かりませんが、精いっぱい頑張ります」
本大会は4ホールで距離を伸ばし、公認競技ではツアー史上最長距離のトーナメントとなった。決してロングヒッターとはいえない大出にとって、ある秘策が功を奏した。
「私はドライバーが飛ぶほうではないので、セカンドショットが170ヤードくらい残るホールが多いんです。170ヤードは5番アイアンの飛距離。5番アイアンに苦手意識があったので、思い切って5番だけレディスクラブを投入しました。ソールが広く、つっかかることなく、楽にボールを拾ってくれるんです」
投入したのはピン『G Le』の5番アイアン。シャフトはやわらかく飛距離が出るレディス仕様のものを使用した。
「5番アイアンを苦手としているアマチュアの方も少なくないと思いますが、難しいという気持ちがダメなんです。苦手意識が一番の大敵です。私みたいに、簡単なクラブを使ってみるのもいいと思いますよ」
19歳の快進撃は、おそらくこの日だけでは終わらない。ともすれば、3年前に初優勝を飾った前田陽子のように、シンデレラガールがこの地で再び誕生するかもしれない。ジュニアのころから自分は爆発型だという大出。今大会での躍動を期待しよう。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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